第12回川崎イルミネーションマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2年ぶりの川崎 会場の川崎市の東扇島であるが、埋め立てをした人工島。川崎市営バスを川崎駅から乗車し、川崎港海底トンネルを抜けると東扇島に入る。東扇島は、食糧倉庫、物流倉庫が建ち並ぶ特殊な島だ。その東扇島の東北端に位置するのが東扇島東公園。ここがこの大会の会場である。 ここは、公園ではあるものの本来の目的は、広域防災拠点。国土交通省が管理している。もちろん災害がなければただの公園。公園として使われることが多いので公園には、公園らしくバーベキュー施設もあるし、人工海浜が整備され潮干狩りも出来るようになっている。 毎年5月にイルミネーションマラソンの会場になって12回目(昨年は中止)。対岸にはENEOS川崎製油所があるが、夕暮れ時にその夜景を見ながら走るのがこの大会のウリ。今年はコロナの関係で、イベントの終了が早くなるようにスタート時間が繰り上げられ、イルミネーションを楽しむ間もなく慌ただしく開催されたが、来年は、本来の姿で開催できたらいいと思うのは私だけであろうか。
受付前に体温チェックなど感染予防対策 この大会では、受付をする際に誓約書や緊急連絡先の記入した紙を提出している。今年はこれらに加えて感染予防対策の一つとして、体温の測定も行なっている。 いまやどこでも体温測定はするようになってきたので決して珍しいものではないが、主催者としてもクラスターを出さないようにするためにやることがだんだん増えてきて大変かと思う。ちなみにこの日の私は36.2℃の平熱のため出場はもちろんOKという結果であった。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 冒頭にも書いたように、感染予防対策ということで、スタートは一斉スタートではなく「ショットガン方式」という数メートルずつ間隔を空けてのウエーブ・スタート。スタート地点を通過してからタイムが計測し始められるので、スタートのロスタイムがないという意味ではいいかもしれない。 ただし、今回は2.5km、5km、10kmの3種目が18時スタートになったため、ショットガン方式でも全員がスタートをするまで5分以上の時間がかかっている。大人数には対応が難しいというのが、この方式の難点の一つかもしれない。 いつものように前の方に並んでもよかったのであるが、この参戦記を書くためにスタート写真の撮影もしたかったので、撮影終了後にほぼ最後尾に近いところに並ぶことにした。今日の目標タイムは控えめに11分00秒。5km換算では22分00秒。復帰2戦目なので、とりあえずはこの程度でもいいのではないか。
さて、そのレースであるが、スタートの写真を撮影してから並んだこともあり、ほぼ最後尾からのスタート。一斉スタートの大会では最後尾に並ぶことなど決してしないが、ショットガン方式であればまあいいかと。 スタート直後から前方には多くの選手が走っている。想像をするまでもなくわかりきったことであるが、自分のペースで走ろうとなるとこれらの人たちを追い抜いていくことになる。 スタートから最初の折り返しまでの300〜400m程は比較的コース幅があるので選手の多さはさほど気にならなかったが、2つ目の折り返しを過ぎてから右手に人工海浜を見ながら走るところは、コース幅が狭く、前方の選手を追い抜くのに苦労した。その後も鋭角に折り返すところが続き、少々大回りをしながら前の選手を追い抜いていく。
今回が、1年10ヶ月ほどのブランクが空いてからの復帰2戦目となるが、ペース配分という意味ではまだまだで、わずか500mほどで腕に乳酸が溜まるのがよくわかる。1kmあたりでは、体全体の動きが悪くなりペースが落ち出す。 今回の種目は2.5km。比較的短い距離なので先週の大会と比べるとハイペースで押そうと思っていたが、どうやら最後まで持ちそうもない。 500mずつの距離表示ごとにタイムを確認していたものの、後半の2kmでは体に余裕がなくなってきたこともあり、距離表示を見落としてしまった。
ショットガン方式なので、併走するような選手は全くいなかったが、終盤後ろから追い抜いていく選手が一人いた。私と同じ種目ではなさそうであったが、ペースメイクにはちょうどよかったので、残りの200mほどではしっかりと活用させてもらった。 最後はかなりペースが落ちてしまったが、今回は何とか目標の11分00秒を切る10分40秒でゴール。ゴール直後の体感的な疲労具合としては、5km以上走ったような感じであった。復調にはほど遠い出来ではあるが、レースを週1のスピード練習代わりにして、当面はコンディショニングをしていくのがよいかと思っている。
本日の戦利品
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