第12回川崎イルミネーションマラソン 参戦記

 2年ぶり4回目の出場です。
 この日神奈川県には緊急事態宣言は発令されていないものの、まん延防止等措置が横浜市、川崎市などの市町村に適用されていることもあり、通常のコロナ対策のほかにイベントを午後8時までに終わらせるように要請があった?のでしょうか、イルミネーションランを楽しむ10kmの種目もスタート間が18時ちょうどに繰り上げになりました。事前に連絡がされているため特に目立った混乱はありませんでしたが、まだまだ以前と同じような感覚でマラソン大会に出るのには時間がかかりそうです。

 さて、大会の方ですが、この日の午前中に届いたばかりのナイキ「エア ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%2」を履いてレースに挑みました。届いた直後に8kmほど試走してきましたが、まずまず戦えるという感じが得られたので早速の装備です。
 今回は「まん延防止等措置の適用下」ということもあり、一斉スタートではなく数秒おきにスタートをする「ショットガン方式」。今回は写真を撮影していたこともあり、最後尾に近いところからのスタートでした。目標にする選手、併走する選手もなく自分のペースで走ればよいのですが、意外や意外、レース自体が先週に続き久しぶりなので、序盤は完全にオーバーペースとなり、終盤は息も絶え絶えという感じになってしまいました。先週よりも短い距離でしたが、徐々にレース感覚は戻りつつある感じで、そのあたりが一番大きな成果だったような気がします。

 なお、一昨年と比べると、参加者が激減しています。コロナ渦で大会数が激減しているので、参加者が集中するかと思いきやそういうこともなく、なぜか減っています。そのおかげもあってか、今回は総合第3位、年代別第1位というオマケが付いてきました。あくまでもオマケでしょうね。
 

●大会名 第12回川崎イルミネーションマラソン
●開催日 令和3年5月29日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
川崎市東扇島東公園発着(地図)(神奈川県川崎市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、24℃くらい
●参加賞 Tシャツ(選べる参加賞から選択)、水・お菓子(ゴール後)
●結 果 10分40秒(2.5km 総合 第3位、男子19歳以上 第1位)
●表彰 賞状、メダル
●過去の戦績
第10回   R1.5.25   5km    21分14秒   年代別第1位   (57歳)
第9回 H30.5.26 5km 20分35秒 年代別第1位 (56歳)
第7回   H28.5.28   5km   18分46秒   年代別第2位   (54歳)
●交通手段等
【5月26日(土)】
徒歩 マンション 13:12 本八幡駅 13:23
地下鉄 本八幡 13:26 小川町 13:54 都営新宿線
地下鉄 淡路町 13:57 東京 14:00 東京メトロ丸の内線
JR 東京 14:07 川崎 14:24 東海道本線
路線バス 川崎駅 14:42 東扇島東公園前 15:10 川崎市営
( 15:07 )
徒歩 バス停 15:10 会場 15:13
【第12回川崎イルミネーションマラソン 2.5km 18:00スタート】
徒歩 会場 18:34 バス停 18:37
路線バス 東扇島東公園 18:40 川崎駅 19:16
19:21
【夕食/いろり庵きらく川崎店】
JR 川崎 19:37 東京 19:56 東海道本線
地下鉄 東京 20:03 淡路町 20:06 東京メトロ丸の内線
地下鉄 小川町 20:10 本八幡 20:39 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 20:39 マンション 21:49
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,500円 (※ 別大会が大会延期となったため振替利用できるクーポンを使用)
地下鉄 0円 (本八幡〜東京/定期券)
JR 616円 (東京〜川崎/往復)
路線バス 420円 (川崎駅〜東扇島東公園/往復)
合 計 3,536円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。2.5km総合は3位まで、男子19歳以上は1位のみ (★は加藤が参加した部門)。リモート参加者を除く。
 【20km−15時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 46人 芳澤 一星 山梨県 1゜15’13”
男子19〜39歳 14人 芳澤 一星 山梨県 1゜15’13”
男子40〜49歳 10人 清水 聡 埼玉県 1゜19’55”
男子50〜69歳 22人 西鍵 徹 東京都 1゜30’07”
女子総合 7人 黒木 香菜 東京都 1゜37’38”
女子19〜59歳 7人 黒木 香菜 東京都 1゜37’38”
【10km−18時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 55人 しもかわら あつし 東京都 35’12”
男子19〜39歳 17人 しもかわら あつし 東京都 35’12”
男子40〜49歳 12人 長澤 秀幸 東京都 46’09”
男子50〜59歳 14人 石倉 康範 千葉県 39’11”
男子60〜69歳 12人 三井 秀昭 神奈川県 49’06”
女子総合 16人 島岡 千加子 神奈川県 47’22”
女子19〜49歳 8人 八島 美智子   49’30”
女子50歳以上 8人 島岡 千加子 神奈川県 47’22”
ペア 7組 WestDuck 神奈川県 51’57”
【5km−18時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
男子総合 29人 鳥居 邦彦 神奈川県 16’34”
男子19〜39歳 10人 鳥居 邦彦 神奈川県 16’34”
男子40〜49歳 8人 山口 玲哉 東京都 18’43”
男子50歳以上 11人 上田 宏則 神奈川県 18’12”
女子総合 12人 森田 里奈子 神奈川県 27’11”
女子30歳以上 12人 森田 里奈子 神奈川県 27’11”
ペア 11組 虹の池 東京都 24’42”
【2.5km−18時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
★男子総合   4人 宮竹 南央哉 埼玉県 8’05”
西島 拓希 東京都 10’39”
加藤 一郎 千葉県 10’40”
★男子19歳以上 3人 加藤 一郎 千葉県 10’40”
女子総合 3人 須山 幸子 神奈川県 17’16”
女子小学生 1人 該当なし
女子40歳以上 2人 須山 幸子 神奈川県 17’16”
ペア 2組 YSペア 神奈川県 16’52”
【1.5km−15時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
ファミリー 9組 チームリオ 神奈川県 8’02”
総合計 234人  

2年ぶりの川崎
 会場の川崎市の東扇島であるが、埋め立てをした人工島。川崎市営バスを川崎駅から乗車し、川崎港海底トンネルを抜けると東扇島に入る。東扇島は、食糧倉庫、物流倉庫が建ち並ぶ特殊な島だ。その東扇島の東北端に位置するのが東扇島東公園。ここがこの大会の会場である。

 ここは、公園ではあるものの本来の目的は、広域防災拠点。国土交通省が管理している。もちろん災害がなければただの公園。公園として使われることが多いので公園には、公園らしくバーベキュー施設もあるし、人工海浜が整備され潮干狩りも出来るようになっている。

 毎年5月にイルミネーションマラソンの会場になって12回目(昨年は中止)。対岸にはENEOS川崎製油所があるが、夕暮れ時にその夜景を見ながら走るのがこの大会のウリ。今年はコロナの関係で、イベントの終了が早くなるようにスタート時間が繰り上げられ、イルミネーションを楽しむ間もなく慌ただしく開催されたが、来年は、本来の姿で開催できたらいいと思うのは私だけであろうか。

川崎市にやってくるのは2年ぶり。仕事以外で川崎市にやってくるのは、この大会に出場するくらいしかありません。

川崎駅の改札口を出て東口に出ます。川崎市は人口が150万人を超える政令市のため駅も賑やかです。

昨年までは、主催者が専用バスを用意していましたが、コロナの影響で専用バスは廃止。そのため今年は路線バスで会場に向かいます。川崎駅の東口の12番乗り場から東扇島に行くバスが出ます。

川崎市営バスで市内均一運賃で片道210円。遠くまで乗るとお得感があります。

会場の最寄りは「東扇島東公園前」バス停。本数もまずまずあるので、不便さは感じません。

狭い歩道を少し歩いていきます。

交差点を渡ると東扇島東公園です。バス停から徒歩1〜2分程度。

今年で4回目の参加です。埋立地の公園ですが、何度も来ると愛着がわいてきますね。

受付前に体温チェックなど感染予防対策
 この大会では、受付をする際に誓約書や緊急連絡先の記入した紙を提出している。今年はこれらに加えて感染予防対策の一つとして、体温の測定も行なっている。
 いまやどこでも体温測定はするようになってきたので決して珍しいものではないが、主催者としてもクラスターを出さないようにするためにやることがだんだん増えてきて大変かと思う。ちなみにこの日の私は36.2℃の平熱のため出場はもちろんOKという結果であった。

書類の様式をダウンロードしてあらかじめ記入してきてもいいし、ここで用紙をもらって記入してもいいことになっています。例年と違ったのは、ここで体温測定があったことです。

こちらが受付場所。ナンバーカード、プログラム等を受け取るほか、あらかじめ選べる参加賞を受け取ります。

こちらは「マスク」。昨年まではなかったものですが、今回から追加となりました。

こちらは「ゼッケン留」。安全ピンを使わないので、衣類に穴が空くことはありません

こちらはソックス、電卓、ペンケース。こちらの参加賞は、以前はなかったような・・・。

定番のTシャツです。パステルカラーで見かけない色だったので、Mサイズをもらいました。かみさんへのお土産にしようと思います。このほかタオルも定番の選べる参加賞として置いてありました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース

 冒頭にも書いたように、感染予防対策ということで、スタートは一斉スタートではなく「ショットガン方式」という数メートルずつ間隔を空けてのウエーブ・スタート。スタート地点を通過してからタイムが計測し始められるので、スタートのロスタイムがないという意味ではいいかもしれない。
 ただし、今回は2.5km、5km、10kmの3種目が18時スタートになったため、ショットガン方式でも全員がスタートをするまで5分以上の時間がかかっている。大人数には対応が難しいというのが、この方式の難点の一つかもしれない。

 いつものように前の方に並んでもよかったのであるが、この参戦記を書くためにスタート写真の撮影もしたかったので、撮影終了後にほぼ最後尾に近いところに並ぶことにした。今日の目標タイムは控えめに11分00秒。5km換算では22分00秒。復帰2戦目なので、とりあえずはこの程度でもいいのではないか。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
0.5km 1’51” 1’51”
1.0km 3’58” 2’07”
1.5km 6’09” 2’11”
2.0km 押し忘れ
ゴール 10’40” 4’31”

 さて、そのレースであるが、スタートの写真を撮影してから並んだこともあり、ほぼ最後尾からのスタート。一斉スタートの大会では最後尾に並ぶことなど決してしないが、ショットガン方式であればまあいいかと。

 スタート直後から前方には多くの選手が走っている。想像をするまでもなくわかりきったことであるが、自分のペースで走ろうとなるとこれらの人たちを追い抜いていくことになる。

 スタートから最初の折り返しまでの300〜400m程は比較的コース幅があるので選手の多さはさほど気にならなかったが、2つ目の折り返しを過ぎてから右手に人工海浜を見ながら走るところは、コース幅が狭く、前方の選手を追い抜くのに苦労した。その後も鋭角に折り返すところが続き、少々大回りをしながら前の選手を追い抜いていく。

選手の待機場所としては、公園にあるドーム下になります。雨が降った場合は、収容人数には難がありますが・・・。

荷物置場が前回から移動になりました。暗くなっても照明が近くにあるからこの場所に変更したとのこと。スタート・ゴールのすぐそばです。

ゴール後に、給水と給食(簡単なお菓子)が提供されていました。

こちらのトラックに荷物一式入れているのでしょうか。大会名の横断幕を付けていますね。

 今回が、1年10ヶ月ほどのブランクが空いてからの復帰2戦目となるが、ペース配分という意味ではまだまだで、わずか500mほどで腕に乳酸が溜まるのがよくわかる。1kmあたりでは、体全体の動きが悪くなりペースが落ち出す。
 今回の種目は2.5km。比較的短い距離なので先週の大会と比べるとハイペースで押そうと思っていたが、どうやら最後まで持ちそうもない。
 500mずつの距離表示ごとにタイムを確認していたものの、後半の2kmでは体に余裕がなくなってきたこともあり、距離表示を見落としてしまった。

ショットガンスタートの風景。

概ね2〜3人ずつ、間隔を少し空けてどんどんスタートしていきます。

こんな感じで、スタートを待つ列が出来てしまいました。私は、こんな調子で写真を撮っているので、ほぼ最後尾からのスタートです。

コースを走る選手たち

 ショットガン方式なので、併走するような選手は全くいなかったが、終盤後ろから追い抜いていく選手が一人いた。私と同じ種目ではなさそうであったが、ペースメイクにはちょうどよかったので、残りの200mほどではしっかりと活用させてもらった。
 最後はかなりペースが落ちてしまったが、今回は何とか目標の11分00秒を切る10分40秒でゴール。ゴール直後の体感的な疲労具合としては、5km以上走ったような感じであった。復調にはほど遠い出来ではあるが、レースを週1のスピード練習代わりにして、当面はコンディショニングをしていくのがよいかと思っている。

一周2.5kmのコースを終えて、周回に入りつつある選手。

10km部門は4周回、20km部門は8周回することになります。

コース中、唯一の給水所。20km部門はスタート時間も早く暑かったこともあり、給水をするほか、ひしゃくでバケツの水をすくって頭からかけている選手もいました。

10km部門の選手。周回を重ねるにつれて、周りは薄暗くなってきました。

ゴールする選手。

ゴールのすぐ横で、記録証が発行されます。

本日の戦利品

今回選べる参加賞で選んだのはTシャツ。パステルカラーできれいだったので、サイズはMサイズへ。カミさんへのお土産の一つにしようかと思います。右は総合3位賞状と年代別第1位のメダル。

本日使用したナンバーカード(左)、記録証(右)。リモート参加の人もいるので、記録証は、現地参加の人を対象にしたもののようです。