第14回川崎アイランドマラソン 参戦記

 2年ぶり5回目の出場です。
 単身赴任で千葉県市川市に住むようになって、年一の大会の中ではこの大会は出場回数としては多い方に当たります。会場の神奈川県川崎市にある「東扇島」は、埋め立てられた人工島です。

 対岸は、ENEOS川崎製油所があり、この大会は夕方、その夜景を見ながら走りましょうという「イルミネーションマラソン」として行われてきましたが、今年からは
「社会状況の変化により夜間の大会は敬遠されるようになってきたので、「川崎アイランドマラソン」と名称を変更して日中の時間帯に開催することになりました」とプログラムに記述があります。

 仕事柄、製油所をはじめとする石油精製、石油化学、一般化学の工場にはこれまでもよく出かけていたこともあるので、イルミネーションマラソンというのは特別興味があるわけではありません(笑)が、5月下旬ともなれば夕方の方が涼しいですので、こういう時間帯に開催する方が嬉しかったですね。

 さて、大会の方ですが、スタート時間が15時30分と少々暑い時間帯でした。気象観測データでは24℃くらいでしたが、主催者によると会場の気温は28度ほどだったようで、予想通りやや気温が高めの大会になってしまいました。
 先週の反省もあり、序盤はペースを抑え気味に走り、今回は一周2.5kmのコースを2周回イーブンペースで走れるように注意を払いましたが、2周目はどうしてもペースダウン・・・。5月の3レース目では一番まともなタイムでしたが、走った実感としてはまだまだという感じでした。
 次のレースは6月になりますが、ボチボチ、ギアを上げていかねばと・・・。

●大会名 第14回川崎アイランドマラソン
●開催日 令和5年5月27日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
川崎市東扇島東公園発着(地図)(神奈川県川崎市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、24℃くらい
●参加賞 スポーツドリンク、選べる参加賞(キャッシュバック券)
●結 果 21分42秒(5km 総合 第5位、男子60〜79歳 第1位)
●表彰 賞状、メダル
●過去の戦績
第12回 R3.5.29  2.5km  10分40秒 総合第3位 年代別第1位 (59歳)
第10回 R1.5.25 5km  21分14秒 総合第17位 年代別第1位 (57歳)
第9回 H30.5.26 5km 20分35秒 総合第13位 年代別第1位 (56歳)
第7回 H28.5.28 5km 18分46秒 総合第6位 年代別第2位 (54歳)
●交通手段等
【5月27日(土)】
徒歩 マンション 11:06 本八幡駅 11:16
地下鉄 本八幡 11:21 神保町 11:52 都営新宿線
神保町 11:56 三田 12:08 都営三田線
徒歩 三田駅 12:08 田町駅 12:16
JR 田町 12:17 川崎 12:35 京浜東北線
路線バス 川崎駅 12:56 東扇島東公園前 13:21 川崎市営
徒歩 バス停 13:21 会場 13:26
【第14回川崎イルミネーションマラソン 5km 15:30スタート】
徒歩 会場 16:38 バス停 16:41
路線バス 東扇島東公園 16:45 川崎駅 17:22 川崎市営
( 16:43 )
JR 川崎 17:30 田町 17:48 京浜東北線
 (  17:21 ) (  17:40 )
徒歩 田町駅 17:48 三田駅 17:57
地下鉄 三田 17:57 神保町 18:09 都営三田線
神保町 18:12 本八幡 18:43 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 18:43 マンション 18:53
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
地下鉄 754円 (本八幡〜三田/往復)
JR 460円 (田町〜川崎/往復)
路線バス 440円 (川崎駅〜東扇島東公園/往復)
合 計 4,654円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km総合は第6位まで、男子60〜79歳は第3位まで
  (
★は加藤が参加した部門
 【20km−12時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 43人 菊池 進太郎 神奈川県 1゚20'27"
男子19〜29歳 9人 菊池 進太郎 神奈川県 1゚20'27"
男子30〜39歳 18人 岩永 安正 東京都 1゚42'42"
男子40〜49歳 10人 斉藤 崇之 神奈川県 1゚25'34"
男子50〜69歳 6人 三浦 俊哉 神奈川県 1゚32'33"
女子総合 7人 鶴谷 早織 埼玉県 1゚59'46"
女子19〜49歳 7人 鶴谷 早織 埼玉県 1゚59'46"
きずな駅伝 19組 埼玉北西エリア連合 埼玉県 1゚15'11"
【10km−16時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 81人 齋藤 弦太 群馬県 34'16"
男子19〜29歳 15人 湯浅 賢一郎 群馬県 44'40"
男子30〜39歳 13人 齋藤 弦太 群馬県 34'16"
男子40〜49歳 20人 岩本 健志 神奈川県 37'42"
男子50〜59歳 23人 上田 宏則 神奈川県 42'30"
男子60〜79歳 10人 秋本 昇 神奈川県 45'18"
女子総合 21人 羽入 鮎美 千葉県 46'10"
女子19〜39歳 11人 Sebah Amar 神奈川県 47'14"
女子40〜69歳 10人 羽入 鮎美 千葉県 46'10"
ペア 13組 チームMKA 東京都 52'30"
【5km−15時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
★男子総合 30人 1 山本 雄   16'43"
2 布江 剛士 東京都 18'13"
3 戸田 賢吾 神奈川県 20'12"
4 久保 徹郎  千葉県 20'38"
5 加藤 一郎 千葉県 21'42"
6 松倉 久司 神奈川県 21'55"
男子19〜39歳 7人 山本 雄   16'43"
男子40〜49歳 8人 布江 剛士 東京都 18'13"
男子50〜59歳 6人 梶田 俊明 埼玉県 23'11"
★男子60〜79歳 9人 1 加藤 一郎 千葉県 21'42"
2 原 重博 神奈川県 22'46"
3 古澤 真樹 東京都 23'59"
女子総合 10人 佐藤 直美 神奈川県 25'30"
女子19〜49歳 5人 山崎 誓子 神奈川県 28'51"
女子50〜69歳 5人 佐藤 直美 神奈川県 25'30"
ペア 7組 チームしろくま 埼玉県 18'55"
【2.5km−15時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合   10人 宮竹 利史哉 埼玉県 8'18"
男子小学生 2人 向山 優希 神奈川県 9'56"
男子19〜69歳 8人 宮竹 利史哉 埼玉県 8'18"
ペア 5組 チーム鈍足 神奈川県 12'38"
【1.5km−12時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 5人 宮竹 南央哉  埼玉県 4'39"
男子中学生 1人 安宅 諒  神奈川県 6'50"
男子19〜79歳 4人 宮竹 南央哉  埼玉県 4'39"
女子総合 2人 該当なし
女子小学生 1人 該当なし
女子中学生 1人 該当なし
ペア 10組 チーム鈴木 神奈川県 6'57"
ファミリー 13組 フウタ 神奈川県 7'56"
ドッグRUNRUN 15組 チームノヤ   7'10"
総合計 -  

大会名の変更
 会場の川崎市の東扇島であるが、埋め立てをした人工島。川崎市営バスを川崎駅から乗車し、川崎港海底トンネルを抜けると東扇島に入る。東扇島は、食糧倉庫、物流倉庫が建ち並ぶ特殊な島だ。その東扇島の東北端に位置するのが東扇島東公園。ここがこの大会の会場である。

 冒頭にも書いたように、対岸にはENEOS川崎製油所がある。もともとは、「夕暮れ時に走りながら、対岸の会社のイルミネーションを見ながらランニングを楽しみましょう」というのがこれまでのこの大会の趣旨だったのであるが、今大会から大会名が変更された。
 プログラムには「昨年まで『川崎イルミネーションマラソン』として親しまれてきましたが、今年からは社会状況の変化により夜間の大会は敬遠されるようになってきたので、『川崎アイランドマラソン』と名称を変更して日中の時間帯に開催することになりました」とコメントがありました。

 まあ、理由はホント?という感じ。
 この主催者が10月に開催する大会は、夕方からスタートをするので、「夜間の大会は敬遠される」という理由は怪しいです。どうも駐車場が夜間の時間帯に閉鎖されるので、あまり遅い時間までやっていると、駐車場から出られなくなるのが本当の理由みたいです(正直に言えばいいのに・・・)

 この大会の良さはやはりイルミネーションマラソン。昼間の暑い時間帯に開催となると、この大会の魅力も半減。参加者も昔ほどいなくてゴミゴミ感は無くていいのですが、東扇島には大会後に楽しめる施設も少ないので、参加者からすると少々中途半端な感じの大会になってしまったかもしれないですね。

久しぶりにやってきました川崎市。人口約154万人の玄関であるJR川崎駅は非常に多くの人で賑わっていました。

東扇島へは12番乗り場から川崎市営バスで移動します。

会場の最寄りは東扇島東公園前。私以外にも参加者と思われる方が数人下車しました。

こちらは会場の東扇島東公園。

2年ぶりにやってきましたが、今回で5回目なので位置関係は覚えました。

こちらはBBQ場所。コロナも開けたこともあって、BBQ場所は賑わっていましたね〜。

珍しくキッチンカーも出店していました。大会の参加者目当てでしょうか、それともBBQ客目当てでしょうか。

メイン会場となる白いドームが見えてきました。手前が誓約書の提出場所のようです。

スタート、ゴール場所も例年と同じ位置ですね。

まずは誓約書をここで出しましょうか。

ハガキを出してナンバーカードとプログラムをいただきます。参加賞は右側のコーナーでもらいます。今回も選べる参加賞で、キャッシュバック券を選びました。

総合の表彰用ですね。3位までか・・・。頑張らねば。

芝生にテントを張って待機している人もちらほら。

こちらはコース上から見える対岸のENEOS川崎製油所。日暮れの時間帯からはイルミネーションの点灯があります。昨年までは、それがこの大会のウリでしたが・・・。この日は、かなりの勢いでフレアスタックから廃ガスが燃焼されていました。5回見た中では一番に気負いが強かったようですが・・・。

テントを初使用
 先週の大会の帰りに、幕張のアウトレットに立ち寄りテントの購入も検討しましたが、あいにく製品の取り扱いも無く、帰ってからネットで購入することにしました。
 調べてみると、値段も安く重量も1kgくらいのものもあるようなので、さっそくネットショッピングで購入することにしました。商品も5月25日(木)に到着。単身赴任先で組み立て、収納の練習をして、今回、初めて会場に持参しました。

 会場でのテントの設営はOK。芝生のあるところでと・・・。
 日差しをどの程度遮ることが出来るか少々不安だったので、木の下の木陰のあるところにまずは設営することにした。袋から取り出せば、わずか1秒でテントは立ち上がる。あとは4隅をペグで固定するだけ。トータルで1分で設営完了
 1〜2人用とあるものの、荷物を中に置いたりすれば、やはり1人くらいしか入れない感じ。ただし、着替えをしたり日差しを避けるにはちょうどいいくらいのスペースでした。持ち運びも重量が1kg程度なので手軽ですね。更衣室の無いような大会にはこれからも持参していこうかと思います。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

イーブンペースを心がけて

 先週の大会はスタートからの入りが速く失速してしまったこともあり、この日はイーブンペースで走ることを心がける。
 この日のスタートは一斉スタート。後方からゆっくりスタートするわけにもいかないので前の方に並ばせてもらう。この日の5km部門の参加者はざっと見た感じで30〜40人程度。スタートもゴミゴミしなくていい。カウントダウン後にフォーンの合図でレースが始まる。

概ねスタートの15分前に簡単な競技説明会があります。

スタート前で待機する10km部門の選手たち。

スタート直後の10km部門の選手たち。2.5kmコースを4周回します。

10km部門は比較的参加者が多いので、スタート直後は長い隊列になります。

 4人ほどが速いペースでポーンと出たほかは、さほど目立つ感じで走るランナーはいない。私は6番目くらいの位置で序盤はレースを進めることになる。この日もコースの下見と試走をしたが、今回も先週と同様、コースマップと少々レイアウトが変わっていることをあらかじめ確認している。具体的には第1折り返しが無くなり、少し手前を右折し第2折り返しに向かうところで変更。第2折り返しから第3折り返しに向かうところで折り返し地点を設けて距離の調整をしているという点だ。こちらの方が混乱が少ないと判断したのであろう。コース造りはなかなか大変だと思う。

 ということで、コースマップでの第2折り返し地点(実際は第1折り返し地点)で前方の選手を確認したところ、私の前にいる5人のうち2人がペアの選手なので、この二人を除けば個人部門では私は4番目を走っていることになる。タイムはともかくこの少人数でも総合で6位までに入れば一応入賞となる。メンバーのこともあるが、最近では滅多にないチャンスなので、何とか最後まで順位をキープしようと思う。
 レースを進めながら後方を確認すると、2〜3人の選手が後方にいることがわかった。うち一人は折り返しを繰り返すと離れていくものの、もう一人の選手はそれほど遠くもないところで私の後方に付けている。

対岸のENEOS川崎製油所が見えますね。この日はフレアスタックからかなり多くの廃ガスを燃焼していたのでゴーゴー音がよく聞こえてきました。

この付近は右側を走ります。

この日は夕方でもそこそこ気温が高かったと思います。

コース唯一の給水所。周回数を重ねると、給水を取る選手が増えていきました。

周回を繰り返す選手たち。エア・アーチの下が周回チェック場所になります。所定の周回を終えればゴールとなります。

ゴール後は給水・給食のサービス。

速報ベースですが、記録証の発行もあります。

 海沿いのウッドデッキを走り出して1km地点を迎える。4分06秒で通過。序盤を抑えた感じの割にはまずまずのタイム。ただし、いい感じで走れたのはこのあたりまでで、ウッドデッキが終わったあたりからコースは曲がったり緩く登ったりおりたりが始まる。2kmを8分30秒で通過。ペースが4分24秒/kmに落ちる。2kmを過ぎたところで、このコースの唯一の給水所があるが、給水を取ろうとしたところで紙コップをつかみ損ねてしまい給水失敗 さらに後方に付けていたランナーには抜かれてしまい、順位が一つ下がる。給水の失敗は少々辛いが、5kmなので何とかなると思いながら頑張ることにする。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 周回
1km 4'06" 4'06"  10'28"
2km 8'30" 4'24"
(2.5km) - -
3km 12'45" 4'15" 11'14"
4km 17'31" 4'46"
ゴール 21'42" 4'11"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果4.93kmでした。
 1周回ってきたところで1周目の通過タイムは10分28秒。2倍すれば21分を切ることになるが、現在の実力からすると厳しい感じだった。
 先ほど抜かれた選手との距離は徐々に開きはじめる。2周目でも数カ所後方を確認できる場所があったが、後方の選手との距離は50m以上開いており、2周目は完全に単独走になってしまった。こうなるとペースはつかみにくいが、前のランナーとの距離を見ながらペースを維持することにする。終盤はペースを上げたこともあり体温が上昇。ゴール時は体がほてった感じとなっていた。

 ゴールタイムは21分42秒。1周目と比べると大きく落ち込んでいるが、当分の間はこのペースが落ちないことが目標。次の5kmレースでは20分台をとりあえずは目指していこうと思う。

本日の戦利品

左から総合第5位の賞状、記録証(中)と年代別第1位のメダル。久々のダブル入賞でした。

本日使用したナンバーカード(左上)。参加賞のスポーツドリンク(右)と選べる参加賞で今回もキャッシュバック券を選びました。実質の値引きになりますね。