第36回サフォークランド士別ハーフマラソン大会 欠場記

 先月の「第26回国境マラソンin対馬」に続き、欠場したにもかかわらず会場まで行ってきました。どちらの大会も航空機のチケットを安く手配した関係上、キャンセルしてもしなくても手元への返金は「0円」ということもありますが、それ以外にもどちらの大会も運営がしっかりしているので、雰囲気がいいというのもあります。

 ほかに士別ハーフマラソンは、参加賞も毎回凝った感じであり、アスリートが運営にかかわっているのがよくわかります。今回はコロナの関係で、前日のコースの下見は中止。また、大会と並行して行われるサフォーク祭りのイベントも中止で、大会会場は何とも殺風景な感じとなってしまいました。コロナがおさまるまでは仕方がないですね。サフォーク種の焼いた羊肉を頬張りながらビールを飲むのを楽しみにしていましたが・・・。

 レースの方も今年はスタート時間が分散されました。例えばハーフマラソンですが、陸連登録男女は8時30分スタート。先頭は約30分ほどで1周約10.4kmのコースを走ってきますので、陸連登録者の集団がほぼ通過してくるだろう45分後の9時15分に一般男子18〜50歳がスタート。さらに3分後の9時18分に一般男子51歳以上がスタート。さらに3分後の9時21分に一般女子がスタートという感じで、ハーフマラソンだけで4ウエーブでスタート。10kmも10時15分から3ウエーブでスタートしています。

 今回は8時30分のハーフマラソンの陸連登録者のスタート直後に私もコースをそのまま歩くことにしました。どのあたりで追いつかれるのであろうかと・・・。結果は、先頭には15km地点に到達する前に早々と追いつかれました。先頭は2人の外国人選手。一人は上武大学の留学生カマウ・パトリック選手、もう一人はJFEスチールのKIPKEMEI EVANS選手です。二人とも1時間01分台の好記録でした。日本人としては4位に服部勇馬(トヨタ自動車)が1時間02分16秒が食い込んだという結果でした。

 実業団選手や関東の大学生も多く参戦し、移動しながらその走りを観ることによって刺激を受けてきました。「来年は、自分がきちんとここで走れるように」と思い、今年はぐっと堪えて士別を後にしてきました。

●大会名 第36回サフォークランド士別ハーフマラソン大会
●開催日 令和4年7月24日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
山本歯科医院付近発(地図)中央公園前着(北海道士別市) 

大会要項 

プログラム


コースマップ
コースガイドはこちら
(第32回大会に同じ)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、17℃くらい
●参加賞 登録店舗500円商品券、無料入浴券、リ・ソビーム(試供品)(以上事前送付)、折りたたみ式給水ボトル(受付時)、クラフトビール3本セット(抽選会当選)
●結 果 欠場(10km)
●表彰 なし
●過去の戦績
第33回 R1.7.21 5.2km 22分50秒 年代別第5位 (57歳)
第32回   H30.7.22   10km   43分04秒   年代別第6位   (56歳)
●交通手段等
【7月22日(金)/1日目】
徒歩 マンション 4:58 京成八幡駅 5:07
京成電車 京成八幡 5:13 空港第2ビル 6:16
徒歩 空港第2ビル駅 6:16 第3ターミナル 6:27
スプリングジャパン 東京(成田) 7:47 札幌(新千歳) 9:21 IJ831便
7:20 9:05
高速バス 新千歳空港 9:57 札幌駅前 11:09
  【札幌駅前/昼食】
高速バス 札幌駅前 12:00 旭川駅前 14:00
( 14:05 )
路線バス 旭川駅前 14:20 士別大通6丁目 15:59
徒歩 士別大通6丁目バス停 15:59 ホテル 16:10
【士別グランドホテル/泊】
【7月23日(土)/2日目】
  【コース試走】
徒歩 ホテル 10:40 ペコラキッチン 11:11
【ペコラキッチン/昼食・牧場見学】
徒歩 ペコラキッチン 12:03 ホテル 12:35
【士別グランドホテル/泊】
【7月24日(日)/3日目】
徒歩 ホテル 7:55 会場 8:00
  【コース走破】
【第36回サフォークランド士別ハーフマラソン大会 10km 10:15〜10:23スタート】
徒歩 会場 11:09 美し乃湯温泉 11:29
【美し乃湯温泉/入浴】
徒歩 美し乃湯温泉 12:01 西條・士別店 12:03
【西條・士別店/昼食】
徒歩 西條・士別店 12:55 士別駅前バス停 13:11
路線バス 士別駅前 13:15 3条9丁目 14:59
14:57
徒歩 3条9丁目 14:59 ホテル 15:10
【グリーン旭川/泊】
【7月25日(日)/4日目】
  徒歩 ホテル 8:29 バス停 8:38
  路線バス 4条9丁目 8:44 旭山動物園 9:15
( 9:27 )
【旭山動物園/見学】
路線バス 旭山動物園 10:40 旭川駅1条9丁目 11:12
【旭川駅前/昼食】
高速バス 旭川駅前 12:00 札幌駅前 14:10
( 14:05 )
高速バス 札幌駅前 14:35 新千歳空港 15:52
スプリングジャパン 札幌(新千歳) 17:42 東京(成田) 19:14 IJ834便
17:40 19:20
徒歩 第3ターミナル 19:27 空港第2ビル駅 19:41
京成電車 空港第2ビル 19:52 京成八幡 20:43
徒歩 京成八幡駅 20:43 マンション 20:55
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,500円  
京成電車 1,622円 (京成八幡〜空港第2ビル/往復)
飛行機 7,740円 (成田〜新千歳)
7,740円 (新千歳〜成田)
高速バス 2,100円 (新千歳空港〜札幌駅前/往復割引)
4,350円 (札幌駅前〜旭川駅前/往復割引)
路線バス 1,070円 (旭川駅前〜士別大通6丁目)
1,070円 (士別駅前〜3条9丁目)
450円 (4条9丁目〜旭山動物園)
450円 (旭山動物園〜1条9丁目)
宿泊料 12,760円 (士別グランドホテル/2泊素泊まり)
3,510円 (グリーン旭川/1泊素泊まり)
入浴料 0円 (美し乃湯温泉/無料入浴券使用)
入園料 1,000円 (旭山動物園)
宿泊補助 ▲15,000円 (職場福利厚生)
合 計 33,362円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。
【21.0975km−8時30分から9時21分まで4ウエーブでスタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
陸連登録男子 238人 省略します。
陸連登録女子 21人
男子18〜30歳 38人
男子31〜40歳 80人
男子41〜50歳 167人
男子51〜60歳 158人
男子61歳以上 98人
女子18〜30歳 8人
女子31〜40歳 14人
女子41〜50歳 35人
女子51〜60歳 28人
女子61歳以上 8人
【10km−10時15分から10時23分まで3ウエーブでスタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
陸連登録男子 34人 省略します。
陸連登録女子 33人
男子18〜30歳 41人
男子31〜40歳 52人
男子41〜50歳 54人
男子51〜60歳 80人
男子61歳以上 70人
高校生男子 54人
女子18〜30歳 20人
女子31〜40歳 19人
女子41〜50歳 18人
女子51〜60歳 23人
女子61歳以上 16人
高校生女子 9人
【2.1km−ファンランは11時00分スタート、それ以外は10時55分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子18〜40歳 14人 省略します。
男子41歳以上 25人
女子18〜40歳 13人
女子41歳以上 20人
中学生男子 15人
中学生女子 3人
小学5・6年男子 14人
小学3・4年男子 15人
小学5・6年女子 16人
小学3・4年女子 7人
ファンラン 69組
総合計 −人  

前々日は移動のみで士別へ
 北海道でも札幌あたりに行くのであれば、本州の発地と札幌(新千歳)の往復の航空運賃だけでほぼ旅費が決る。しかしながら、週末のいい時間帯となると航空運賃は跳ね上がる。北海道から本州に戻る場合も同じ。日曜日の午後便、特に夕方の便は利用者も多く値段も高い。
 航空運賃は、旅費のかなりの部分を占めるので、安い航空会社の安い便がどうなっているか調べるところから予定を組み始める。土曜日に出発して、日曜日に戻ってこなければならないほど仕事が忙しいわけではないので、今回は金曜日と週明けの月曜日も休暇としてのんびりとしながら旅程を組むこととした。

 士別は宿泊するところが限られていることもあり、宿泊費も比較的高め。旭川あたりだと安宿もあるが、土曜日のうちに士別産のサフォーク種の肉を何とか食べようと計画したため、今回は金曜日のうちに士別まで到着するスケジュールとした。
 気になる飛行機であるが、成田を7時20分に出発するスプリングジャパンが安い。機内持ち込み7kg以外に、20kgまで預けられる追加費用を払っても片道7,740円。ただし、出発35分前がチェックインの〆切なので6時45分までにカウンターで手続きを済ませなければならない。単身赴任先の本八幡での成田空港方面の最寄駅は京成八幡。始発は5時13分で空港第2ビル駅の到着が6時16分。駅からスプリングジャパンのカウンターのある成田空港第3ターミナルまで歩いても10分強はかかる。電車が遅延したりすればチェックインの手続が間に合わず「アウト」になる可能性もあるが、今回は果敢に攻めて予定通りの搭乗となった(実際には、機材の不備で機材交換のため出発が27分遅れることになった)。

本八幡を5時13分の始発に乗って成田空港に向うのがその日の一番早い移動方法。

スプリングジャパンのカウンターは成田空港の第3ターミナルにあるので、駅からの移動には少々時間がかかります。

LCCということもあり、駐機場までバスで移動。そこからタラップを使用して搭乗です。LCCではお馴染みですね。

新千歳空港から札幌駅までは、高速バスを使用。JRの方が本数も多く時間も速いせいか、バスの利用者は少ないです。

札幌駅のすぐそばの「エスタ」10階に「札幌らーめん共和国」があります。私のように札幌でバスを乗り換えるためのすき間の時間帯に利用するのは便利です。ラーメン共和国に来るのは3回目。今回は「幸村」さんを利用することにしました。

メニューの写真を見て、「幸村スペシャル」を頼みました。丼からあふれている豚肉の盛り付けなどガッツリした感じでしたが、実際に出てきたのは控えめな盛り付け。味はこってりして美味しかったですけど・・・、写真と少々違う感じでガッカリ。

札幌駅前のバスターミナルから旭川へも高速バスで移動。ここもJRと競合する路線です。

旭川から士別まで、今回初めてバスを使用しました。急行でしたが、車両は各停のものと同じ。ただし、JRよりは安かったですね。

 新千歳空港からは、士別まで3本のバスを乗り継いでホテルには16時10分に到着。単身赴任先を出発したのが4時58分なので、実に移動だけで11時間を要したことになった。しかし、到着時の士別の気温は22℃。東京、名古屋ともに同時間帯の気温が32℃なので10℃ほど低い気温。やってきただけで快適さを感じる士別だった。

旭川から士別に向うバスの車窓からは、北海道らしい風景もたくさん見られました。

今回降りたのは「大通6丁目」というバス停。士別駅前の一つ先のバス停です。ホテルに一番近いバス停。

私にとってはお馴染みとなった士別のマンホール。顔と足が黒いサフォーク種の羊が描かれています。

今回2泊した士別グランドホテル。メイン会場の士別市体育館まで徒歩で3分ほどの好立地です。実業団選手も多く泊まっていた模様。

前日は10kmのコースを踏破

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。(第32回大会に同じ)

3年ぶりの開催だったけど、歩きながらレースを観戦

抽選会で当選しました。

番外編(サフォーク種の料理)

番外編(旭山動物園)


本日の戦利品

事前に送られてきたナンバーカードと参加賞のリ・ソビーム(試供品)、無料入浴券、商品券。無料入浴券は、士別市内の5つの風呂で使用が可能です。商品券も大会前後の期間中、士別市内の指定店舗で使用ができます。

こちらは受付時にいただいた折りたたみ式給水ボトル。

抽選でクラフトビール(3本セット)が当選しました。