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平成17年9月12日(月)
〜 NO.160 10年ぶりの歓走! − トライアスロン伊良湖大会 〜
 6月12日付けNews「NO.145 ゆきこトライアスロン界へ10年ぶり復帰」でお知らせしたとおり、昨日、妻・ゆきこが10年ぶりにトライアスロン界に復帰、無事完走(歓走!)を果たしました。今回は、「夫」兼「父親」兼「マネージャー」の目から見た大会を前日からレポートしてみました。

9月10日(土)
バッタのエサ取り(午前9時すぎ)
 月曜日に小学校に捕まえたバッタを持っていくが、バッタのエサがないのでバッタのエサを取りに長女・ゆかこと一緒に草むしりに出かける(父の仕事)。ついでにクリーニング屋、伊良湖往復のために車の燃料も満タンにするためにガソリンスタンドに立ち寄る(マネージャーの仕事)。一度出たらまとめて用事を済ませたい。

耳鼻咽喉科へ(午前9時30分すぎ)
 ゆかこを家で降ろし、替わりに長男・かずたかを車に乗せる。昨日、一昨日と鼻血が出るので耳鼻咽喉科で診察をしてもらうためだ(父の仕事)。診察の結果は、鼻の中に小さなキズあり。プールにはいるとその瘡蓋(かさぶた)がとれてしまうので、プールにはしばらく入らないようにといわれた。

今度はホームセンターへ買い物(午前10時30分すぎ)
 家に戻り、再び、ゆかこを乗せて二人を学習塾「公文」に連れて行く(父の仕事)。
 そのあと、予約しておいた高速バスのチケットを引き取りに旅行代理店に寄る。来月の大会参加の時の足となる。
 また、結束バンドと自転車用のオイルを購入するためにホームセンターに出かける。伊良湖大会は、バイクでナンバープレートをバイクの左側に固定するので固定用の結束バンドが必要になるためだ。今日から朝から用事が多く全く自分の練習時間がとれない(マネージャーの仕事)。

直前練習(午前11時30分)
 家に戻り、ゆきこと自転車で河川敷に出かける。
 伊良湖向けのバイク練習は、サイクルシュミレータだけで、今回はここまで実走練習「0」である。さすがに不安のためか、数日前に本人から「土曜日は一緒に練習してね」といわれた。まさに一夜漬け。軽く10kmほど乗るが、自分自身も約1ヶ月ぶり。サイクリング気分だから気持ちがいい。
 12時30分頃家に戻り、車に荷物を積み込む。こどもたちの自転車も含め4台の自転車を強引に積み込んだ(マネージャーの仕事)。伊良湖のコースは、応援しやすいコースなので自転車の移動がラクチンだ。

出発!(午後1時すぎ)
 こどもたちも公文から帰ってきたので出発する。昼ご飯は、東名・上郷SAでとる。「はて?どこかで見たことのあるような・・・。」なんと村瀬○○さんが飯を食っている。奥さんの通称・ドラミちゃんは?車で寝てるとか。しばらくすると、車からやって来た。今回は応援部隊とか。ゆきこともども、2児の母になってもトライアスロンに関わるっていうのはやっぱり好きなんだよね。あとで、会場で会いましょう。

受付会場到着!(午後3時40分)
 ようやく受付会場に到着。自分も伊良湖は平成14年が最後の参加なので3年ぶりにやって来た。受付場所、方法は以前と同じ。車検は、アイライク・トライアスロンクラブ豊橋の人たちが中心に行っている。いろんな人に声をかけられた。懐かしい人たちばかりだ。
 シーポの試乗会もやっていたので、せっかくなので乗せてもらう。サドルの高さがやや低かったが、車体重量が7kgとホント軽い。踏み出しも軽く、今度買うなら「シーポ」という気になる。値段はいかほどに・・・。

コース下見(午後4時〜5時30分頃)
 やはり10年ぶりのトライアスロン。多少は慎重に行わなければならない。その中でもコースの下見は必須だ。
 最初はバイクコース。長方形の周回コース。オールフラット。ドラフティングの温床といわれているが直らない。ほかに適当なバイクコースも見あたらないというところか。
 続いて、スイムコース。スタートして約150mでいきなり右折。500人も一斉に泳ぐとなるとバトルは必死。コースの大外から行くように作戦を伝授。
 最後にランコース。伊良湖灯台周りは、車で入れないので恋路が浜から日出(ひい)の石門を経由して折り返し地点まで車で説明した。今回参加はBタイプなので、距離は短いもののAタイプと比べるとフラットな部分の割合は低い。まあ、これが伊良湖名物でもある。
 ただ、驚かされたのは、Bタイプの折り返し付近が台風などで昨年から浸食されてコースが迂回になっていることだ。伊良湖のランコースは、自転車道を利用しているので自転車道が完全に寸断されているということだ。完全復旧の目処は立っていないそうだ。元の美しい景色に早く戻してもらうことを願うばかりだ。
 
Bタイプの折り返し地点。美しい景色に不釣り合いの工事用の看板が立つ。この先の崩落はすさまじい。   Aタイプはあと5km先を折り返す。右は太平洋。本来なら自転車道があるはずであるが、完全になくなっている。

ホテルにチェックイン(午後5時30分すぎ)
 今回の宿泊は「伊良湖ガーデンホテル」。カーボパーティの会場でお馴染みのところだ。
 伊良湖界隈では、一番高級ホテルで敷居が高いような気がするが、今回初めて泊まってみて意外にリーズナブルであると感じた。
 というのも、家族4人泊まった部屋が和室8畳、洋室8畳+バス、トイレ付きで広い。職場で旅行補助を一人あたり3,000円使ったので家族4人では実質1万2,000円の割引。実際に支払ったのは3万円弱。おまけに夕食、朝食バイキング。展望風呂も眺めは良い。宿泊した部屋は8階で三河湾の眺めは最高だった。名鉄観光のパックのサービスで、9月末までは子供に花火プレゼント。パターゴルフも温水プールの利用も無料。おみやげは10%引き。冬場のオフシーズンはさらにお値打ちなので、一度泊まることをお勧めします。

 せっかくホテルに泊まるということで、今回はカーボパーティはパス(選手しか入れないということもある)し、夕食のバイキング料理に舌鼓をうつ。選手のみなさんゴメンなさい。食事は、夕食バイキングの方が比べものにならないくらいうまいです。大アサリは何と13皿も食べてしまった。メロンは軽く1玉出来るくらい、刺身も寿司も取り合いがなくて平和・・・。明日は選手でなくてよかった。ホント腹一杯食べた。ゲフッ!

城本さんにお礼
 受付会場で1回、ホテルの前で1回の都合2回城本さんに会った。
 トライアスロン界を黎明期から立ち上げてきた重鎮だ。理論より実践を重んじるスタイルは面白い。伊良湖大会の第1回の優勝者でもある。力は衰えたが、現役の選手でもあり自身で大阪狭山市にトライアスロンショップを経営している。わたしも城本さんのショップには3度ほど行ったことがある。
 今回は、城本さんのショップで、かなり無理無理に作ってもらった。ゆきこがウェットスーツをオーダーしたのが8月26日(金)の夜だから恐ろしい。それが9月4日(日)には到着したのだからかなり急いで作ってくれたことになる。普通ならこんなに早くは作ってもらえない。ホントに三顧の礼だ。城本さんからは「バタ足あんまり打たないようにね。放っておいても浮きますから」とアドバイスをいただいた。こちらも「城本さん、明日は優勝だね!」とお礼を言っておいたら苦笑いをして去っていった。これで明日の準備は完了。
カーボパーティに比べて平和な夕食バイキング 城本さんと(ガーデンホテル前にて)

9月11日(日)
7時30分起床(もちろん私)
 朝は7時30分に起床。今日は選手でないので朝寝坊だ。ゆきこは朝食を6時30分に済ませていた。タイヤの空気入れだけ手伝って送り出す。こどもたちは朝からテレビのアニメを見ている。こちらは、ホテルの8階からAタイプのスタート間際の様子を見物する。非常に眺めは良い。
 8時ちょうどに花火が上がりスタート!今日はやや曇りだが風もなく穏やかだ。初めて高いところから見たが、後方の選手は先頭が100mくらい泳いでいてもまだ泳がずにゆっくり海を歩いていることがわかった。

Aタイプのスタート直後
 その後、、1階のレストランでこどもたちと一緒に朝食を摂る。今度は窓の向こうで泳ぎがよく見える。先頭は3、4人か。一般の観光客も偶然トライアスロンの大会に遭遇し、物珍しそうに見ている。ゆきこのスタートに間に合うよう、こどもたちに8時40分くらいには食事を終えるように指示をする。
8時30分頃、先頭が一人だけスイムフィニッシュ。後続とは少し差がある。再び8階の部屋に行って、チェックアウトの準備をしていよいよ会場へ向かう。

スイムフィニッシュからバイクラック。バイクはしばらくシーサイドを走る

Bタイプは9時15分スタート
 以前に比べると距離の短いBタイプの枠が広がった。今回は450人の選手がエントリーしている。Aタイプに比べると初心者が多いのが特徴だ。車から自転車を降ろしてスイムスタート地点へ向かおうとするが、予想外のハプニングが起きた。知人にもらった自転車に不慣れなゆかこが、うまく乗れないので泣き出してしまった。いろいろなだめながらもスタート地点へ向かう。さすがに400人以上も選手がいると、ゆきこはどこにいるのかサッパリわからなかった。
 
 9時15分ちょうど。私がカメラを構えているすぐ後ろでピストルが鳴った。10年ぶりのトライアスロン。ゆきこはどんな気持ちで泳ぎ始めたのだろうか。2人で一緒に参加していた頃は、いつも途中でリタイヤしていないか気にばかりしていた。今回、応援する側として久し振りに不安になる。無事にまずはスイムから上がってくるのを祈るばかりであった。
 こどもたちは、何が起きているのか訳もわかっていないので、バイクラックの方に移動するように促す。いくら水泳が遅くてもフツーに行けば1000mなら20分もあれば海から上がってくるはずだ。急げー!
自転車応援隊。うまく機能しませんでした。 Bタイプのスタート直後

10年ぶりのスイムフィニッシュ(9時39分頃)
 スイムは、予想通り約20分で上がってきた、スイムフィニッシュでの服装の見分けは付きにくい。おまけに20分あたりは、人がピークで次から次に上がってくるので目をこらして探す。トレックのバイクに寄ってくる人がいる。「おい!お母ちゃんが来たぞー!」。こどもたちも「おかあさーん!がんばれー!」と声を張り上げ声援。こどもたちの声が聞こえたのか、こちらに手を振ってくれた。
 そこへ、こどもの同級生の親の熊田さん(奥さん)が現れる。今回、ご主人がゆきこと同じBタイプに参加している。「かとう(ゆきこ)さん頑張ってますねー!すごいすごい!」と連発。熊田さんと話をしているうちにトランジットからバイクコースに出てしまったようだった・・・。

バイクも無事終える(11時頃)
 今回3種目で一番不安なのがこのバイクだ。何と実走はたった1回。それも昨日。平坦だからまだ走れるかもしれないが起伏のあるコースならば明らかに練習不足でひどい目に遭う。今の実力なら11時頃だろうと予測するがこれも大当たりだった。バイク終了の選手のピークがやや過ぎたかなという頃、元気そうに戻ってきた。これならばあと1種目のランだけ。コースに起伏はあるものの、何とか完走できそうだ。

ランコースはあちこちに出没して応援
 ランコースは、比較的道路に沿っているところが多い。昨日下見をしておいたということもあったので、自転車を捨てて今度は車で移動しながら応援をすることにした。こどもたちをあわててホテルの駐車場へ連れて行く。
 まずは、恋路が浜。最初のアップダウン伊良湖灯台を終え一息つくところだ。しかしながらこれから日出の石門へと坂を登っていかなければいけないため気を抜けない場所だ。エイド付近でこどもたちと一緒に待つ。5分ほど待つと元気そうな顔でやって来た。足取りも重そうではない。こどもたちに手を振る余裕がある。
 次に、国道とランコースと併行する日出の石門への上り坂へ車を走らせる。これから最高で海抜約60mまで登っていく一番苦しいところだ。思わず「なんだ坂、こんな坂」と唄いたくなるような坂道が続く。こどもたちが再び「おかーさーん!」と声援。まだ元気そう。
 次に、峠の頂上を少し下り、国道をアンダーパスするところへ移動。ランで3度目の遭遇だ。
 4度目は再び国道をアンダーパスし、Bタイプの折り返しまで約100mの国道の橋の上から応援だ。

日出の石門へ向かう上り坂

折り返しまであと100m(国道にかかる橋の上から)
 実は、このあとちょっとトラブル。橋の上で応援していたゆかこが、橋の反対側に行こうとして車と接触。大事には至らなかったが思わずヒヤッとした。小学生とはいえまだ1年生。交通量の少ない道とはいえこどもの注意力の乏しさをあらためて痛感した。みなさんも気をつけてください。

余裕のゴール(11時53分頃)
 あとは10年ぶりのゴールを待つだけだった。時計は正午を指す前だった。
 スタートしてから2時間38分54秒(Bタイプ総合183位、女子17位)後の出来事だった。10年ぶりにトライアスロンでのゴールラインをを越えたのだ。

 10年前は、結婚していたとはいえ2人暮らし。その間に家族は4人となり、顔にはシワが頭もずいぶん白くなった(私のことです)。よくよく考えてみると、10年という長い年月が過ぎていたのだが実感としては全くと言っていいほど長くは感じていない。たぶんゆきこもそう思っているだろう。生活はずいぶん忙しくなったが、トライアスロンやマラソンを中心にスポーツを通して過ごしていることには変わりがない。そういうところに10年の長さを感じない理由があるかもしれない。

 さて、ゆきこといえば全く涙もなく戻ってきた。
 トライアスリートとして復活の狼煙(のろし)を上げたに過ぎないといわんばかりの表情だ。考えてみれば11年前に走行程226.3kmのハワイ・アイアンマンを13時間かけて走破していることを考えればわずか3時間に満たないレースなどほんの序章かもしれない。(待つ夫としては、スイムで溺れていないかとかバイクで落車していないかとかずーっと心配していたが・・・)。
 先ほど、バイクラックで応援していた熊田さん(奥さん)やご主人も現れた。みんなでゴールを喜び分かち合った。ゆかこの同級生のけんたくんたち3兄弟も集まってきた。中でも一番感動していたのは熊田さん(奥さん)だったような気がする。さあ、これから一緒に始めましょうか!
10年ぶりに完走しました! 熊田さん(ご主人)も総合32位で見事完走!

まとめ
 今回あらためて思ったのは、トライアスロンは「見る」スポーツというよりも、やはり「やる」スポーツであるということです。 この伊良湖大会と同じ日に同じ県内の蒲郡でトライアスロンの世界選手権が開催されています。世界選手権といえば、世界ナンバーワンを決める大会であるわけですが、同日開催にもかかわらずこの伊良湖にも900人のアスリートとその家族や応援する仲間たちがやって来ています。なぜでしょうか?

 トライアスロンは、大きく分けると次の二つの距離に集約される。
 一つは、元祖アイアンマン。スイム2.4マイル(3.9km)、バイク112マイル(180.2km)、ラン26.2マイル(42.2km)を一人で競技するアイアンマンレースの本来の姿(アイアンマン・ディスタンス)。もうひとつは、オリンピック種目に採用されたフォーマットでスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmというモノ(オリンピック・ディスタンス)だ。前者は、トップアスリートでも8時間。7時間を切ることは珍しい。後者は、トライアスロンに入門しやすいように、また、主催者も比較的全距離が短く運営も楽だということで、多くの大会は後者を採用している。オリンピックもテレビ映りを考慮して2時間程度で競技が終わる後者で行われている。

 ところが、10年前にトライアスロンの性質を変える大きな方向転換があった。ドラフティング解禁ルールだ。
 トライアスロンは、3種類の種目を同一人物が行うほかに他人の助力を借りないで競技を行うというスピリッツがある。ひと言でいえば、バイク・パートのドラフティング禁止だ。自転車レースでは、他人の後ろについて走ることはもちろん認められているが、トライアスロンのレースはすべて禁止されていた。実際に走ればわかるが、他人のすぐ後ろをぴたりと付いて走れば空気抵抗が著しく軽減され楽に走れる。ドラフティング問題は、過去から今も引きずるトライアスロンの大きな問題だ。

 それが一部のレースであるが約10年前に解禁された。理由は大きく分けて2つある。
 一つは、ドラフティングそのものの取り締まりが難しいということ。もうひとつは、オリンピックで観衆が見る場合に自転車レースのような集団の駆け引きが楽しめるだろうということだ。前者の理由はともかく、後者の理由によりトライアスロンのもともとのスピリッツが消されてしまった。ドラフティングが一部のレースではあるが解禁されるということでこのときに多くの賛否両論があった。集約すれば、「オリンピックに採用されるなら止むなし」というもの。もうひとつは「そんなものトライアスロンじゃない」というものだ。

 個人的には、後者の意見を支持する。
 相撲や柔道、剣道がスポーツである前に武道である。武道の中には当然礼儀作法なども含まれている。細かいことはわからないが、相撲の世界でいくら強くてもこの武道の側面が出来ない者が批判されるのと似ていると思う。
 話を戻すが、トライアスロンでドラフティングを解禁するのは、トライアスロンのスピリッツを骨抜きにし、ただ単に3種目を連続してこなす別の性格の競技になったといえる。もう少し分かり易くいえば、従来のドラフティング禁止ルールは「強さを求める」側面があったが、「ドラフティングOK」というルール下におけるトライアスロンは「速さを求める」競技性格に変わってしまったのだ。こうして、トライアスロンは名前は同じであるが、全く求めるモノが違う2種類の競技に変化してしまったのです。

 伊良湖は、Aタイプ、Bタイプと2種類の距離があります。
 しかしながらどちらのタイプもドラフティング禁止で、アイアンマンの流れ、「強さ」を求めるトライアスロンのスピリッツを汲む大会であります。同じ県内で、2大会が行われたこの日、伊良湖を選択して参加した人は、自ら「強さ」を勝ち得るために参加し、応援に来た人たちはこの「強さ」見るためにやってきたのではないでしょうか。

 9月になってもまだ暑いですね。お金を払ってまで、なぜこの過酷な条件下でトライアスロンを行うんでしょうか?
 それは、900人いれば900通りの目標がトライアスロンの中にあるわけで、参加されたほとんどの人が、この大会で完走することを楽しんでいるからですね。ゴールしたときの達成感、ゴールのあとのビール、心地よい疲労感。求めるモノは少しずつ違うんでしょうがトライアスロンを通して「何かを得る」というところでは全く同じではないでしょうか。
 
 ’89年にトライアスロンの神様といわれるデイブ・スコットが来日し、アイアンマン・ジャパン・イン・びわ湖でスタートからゴールまで8時間終始ひたひたと孤独に耐えながら独走したレースがTVで放映されました。2位のスコット・ティンリーに20分以上の大差を付けてのゴールです。「これがトライアスロンなんだ!これが強さの象徴なんだ」と感動したことは未だ以て忘れられません(この時、以来デイブ・スコットを師と仰いでいる)。また番組の最後のデイブ・スコットの言葉がまた格好良すぎた。
「トライアスロンとは・・・、それはまだ見ぬ自分の発見である。」 
 「強さ」はだれもが勝ち得ることの出来るトライアスロンの醍醐味なのです。
平成17年9月5日(月)
〜 NO.159 愛・地球博 総集編 〜
 いよいよ閉幕まであと20日ほどとなった愛・地球博。
 一昨日の土曜日(9月3日)の混雑ぶり(入場者数24万9873人)は凄まじかったようですね。昨日、偶然、その日に入場した人に会場の様子をききましたが、人気のドイツ館は4時間待ち。ペットボトルの飲み物を買うのに30分待ち、おまけに冷えてなくてぬるかったとか・・・。聞くだけで行く気にならない!

 さて、わが家は当初の予定通り、愛・地球博に3回行きました。入場者数の少ない日を狙っていきましたが、3回目はやや読みがはずれた感がありましたが、まあ、死ぬほど混雑することもなくこどもたちも楽しめたようでした。
日付 総入場者数 備考
1回目 6月30日(木) 89,879人 6月のうち、入場者数は2番目に低い日
2回目 7月20日(水) 79,056人 7月のうち、入場者数は3番目に低い日
3回目 8月17日(水) 130,449人 お盆以降15日中6番目に入場者数の低い日
 1回目は、6月30日付News「ようやく行ってきました。愛・地球博」でご報告したとおりですが、今回は第2回、第3回分をまとめてご報告致します。
 わが家は、これで打ち止め。合計48パビリオンの見学をしてきました。
2回目 7月20日(水)
藤が丘から初めてリニモに乗りました。午後からなので座ることができました。 リニモ終点の万博八草からシャトルバスで瀬戸会場へ向かいました。 瀬戸会場ゲート。「本当にここって万博会場?」というくらいにゲートは空いていました。
ノドが渇いたので水飲み。瀬戸らしく、器は陶器製です。 「涼」を感じさせる氷が置いてあり、こどもたちが群がっていました。 こちらも時々ミストが噴出。近くにいると涼しい優れモノ
(26)瀬戸日本館
整理券が入手できたので「一粒の種」という叙事時劇を見ました。
(27)海上広場
レンガ造りのワークショップ(体験学習)に参加しました。
市民パビリオン屋上から見た瀬戸会場全景。瀬戸愛知県館(左奥)、瀬戸日本館(右奥)、海上広場(手前)
モリゾーゴンドラで長久手会場に移動しました。 (28)サウジアラビア館 サウジの人は、いつもこういう衣裳なの?
(29)イエメン館 イエメン館では、昆虫のキーホルダーを交渉して値切りました。一番の思い出かもしれません。 (30)カタール館
カタールは、天然ガスの産出国で日本も多くの天然ガスを輸入しています。 (31)イラン館 イランといえば、ペルシャ。ペルシャといえば絨毯(じゅうたん)ですね。
(32)EXPOギャラリー ロボットやパソコンゲームでこどもに人気があったようです。 グローバル・コモン2で行われていたマジックショーに参加(ゆかこ)しました。マジックにビックリ!
(33)アンデス共同館 (34)アメリカ館 アメリカのテーマは、ベンジャミンフランクリンを紀元にした「科学技術」のようでした。
今日は、午後から愛・地球博にいきましたが疲れました。地下鉄・東山線で寝てしまいました。(ゆかこ)
3回目 8月17日(水)
今回は、大曽根からエキスポライナーで万博八草へ 瀬戸会場到着この日は予定より早い8時40分に開場 早朝、停電のトラブルがありモリゾーゴンドラもしばらく運転が停止していました。
もうすぐ長久手会場です。 今日はまずマンモスだー! 単独観覧でもすごい行列
(35)マンモスラボ マンモスラボのみやげ物屋さんで3Dハガキを購入しました。 ちょっと休憩(こいの池の横)
(36)イタリア館 イタリア館は、踊るサテュロスのほか、このチョコレートの自動車が印象的 (37)リビア館
(38)ギリシヤ館 (39)モロッコ館 (40)チュニジア館
チュニジア館にあった「砂漠のバラ」。砂の固まりだそうです。 (41)トルコ館 (42)ボスニア・ヘルツェゴビナ館
IMTS無人運転バス。初めて乗りました。 う〜ん、運転手はキッコロか? (42)夢みる山
こどもたちにとっては初の企業パビリオン
約10分の映像を楽しみました。 ふたたび南下。今度はキッコロゴンドラを利用しました。 キッコロゴンドラから見たグローバルループ
(43)ロシア館 こちらにもマンモスがありました。 (44)ポーランド館
ポーランドは岩塩の産地。世界遺産の「ヴェリチカ」岩塩坑は見物でした。 (45)アフリカ共同館 いろんな国の出展が予想外に面白かった。本当はもっと紹介したいところ。これは、モーリタニアの木彫りの像
広場では、スーダンの踊りと演奏が行われていました。 (46)南アフリカ館 (47)ブルガリア館
(48)スペイン館 やっと見つけたトルコアイス。まいう〜! もう来ないよ愛・地球博。最後の夜景だー!
夕闇迫るグローバルループにはまだまだたくさんの人で賑わいが・・・。 帰りの万博中央駅。午後7時40分頃 おみやげ。左の2つのトランクスはお父さんのモノ。
平成17年8月21日(日)
〜 NO.158 THE JOG コジマに行ってきました 〜
 8月14日(日)付けNews「矢場町の THE JOG コジマ 9月11日で完全閉店」で取り上げた、THE JOG コジマ(以下コジマ)に行ってきました。久し振りに訪れたこの店屋も、いつも通りの雰囲気でした。

 1階シューズ・ショップ。店長の瀬野さんとも久し振り。お互いにやや苦笑い。閉店宣言後の店屋の状況をききましたが、お盆前は結構忙しかったとのこと(ならば閉店返上?)。レーシングタイプのシューズもなかなか廉価で買えないので、今日は思い切って3足まとめ買いをしました。(3万円使った〜!)

 2階のウェア・ショップ。こちらでは、消耗品のソックスを10足まとめ買い。さらに、手袋とファイティン商品も一部もこの際ということで購入しました。
 ウェア・ショップの店長の市原さん。昨日から風邪をひかれたようでこちらはやや遅れて出勤。今まで、いろいろと値引きしてくれてありがとうございました。ホントに店閉めちゃうの〜?まだまだやれるよー!

瀬野さん(左)と私

瀬野さんとゆきこ
平成17年8月19日(金)
〜 NO.157 「恐竜博」に行って来ました 〜

ティラノサウルス”スー”
 昨日、愛・地球博の入場者数が1,500万人を超えたそうですね。一昨日の8月17日(水)に3回目の愛・地球博に行って来ました。こちらについては、後日レポートということで、本日はその愛・地球博のサテライト会場であるささしまサテライト会場で開催されている「恐竜博」の話題です。
 今回は、わが家の向かいに住むAさんからこの恐竜博のチケッ(招待券)トを4枚いただいたことで8月7日(日)に足を運んでみました。ささしまサテライト会場といえば、6月6日付けの既報「ポケパークへ行ってきました」のポケパークの開催場所でもあります。

 恐竜といえば、太古の昔の生き物です。小学生の頃に、肉食で凶暴といわれたティラノサウルスや草食でおとなしいといわれているステゴサウルスなどを図鑑で見た記憶がありあます。その程度の知識で入館してみました。

 メインは、ティラノサウルス”スー”の全身複製骨格の公開です。アメリカ合衆国の中部あたりでは、ティラノサウルスの化石がよく見つかるそうです。この見つかった同じティラノサウルスでも発見された化石に一つずつ愛称を付けていて、今回全身複製骨格の展示がされているのが”スー”なのです。全長12.8mの”スー”ちゃんは一番人気で、多くの人が一緒に写真を撮っていました。
 他にも、テレビによるバーチャルな映像や子供向けのクイズラリーなどが行われていて、意外に子供も楽しめたようでした。
 ちなみにわが家のこどもたちは、例のごとくそれぞれおみやげを買っていました(かずたかは「映画ドラえもん のび太の恐竜」の単行本を、ゆかこは「ティラノサウルスのフィギャー」を)。

 開期は9月25日(日)までで愛・地球博の閉幕と同じ日です。ちなみに料金は次の通りです。ちょっと高いような気もしますが・・・。

  一般・大学生 中学生 小学生
前売券 1,600円 1,200円 800円
当日券 1,800円 1,500円 1,000円
平成17年8月16日(火)
〜 NO.156 赤沢自然休養林へ避暑に行ってきました 〜
 昨日の「日焼けコンテスト」の話と順番が入れ替わってしまいましたが、8月13日(土)に行った、長野県は木曽・赤沢自然休養林の紹介です。
 立秋は過ぎたとはいえ、8月中旬といえばまだまだうだるような暑さが続きますね。一時(いっとき)でもこの暑さから逃れたいと思いませんか?

 3年ほど前にも一度、この「赤沢自然休養林(地図縮尺 )」へ行って来ました。海抜は約1100m。名古屋と違ってとても涼しくて、小さなお子さんを持つ家族連れには避暑に最適な場所と思いました。ただし、日帰りという条件付きですが・・・。
 そこで名古屋から日帰りが可能で、かつ自然とふれあえる涼しいこの場所を、かつての職場の同僚Tさんとその家族を誘って出かけてみました。

午前8時に中央道・恵那峡SAに集合計画
 名古屋から赤沢自然休養林まで距離にして約140〜150km。ただし、高速道路は中央道・中津川ICまでしか利用できないので所要時間を約2時間30分とし、恵那峡SAに集合とした。朝少しもたつき、家を出発したのは7時10分。東名・名古屋ICから高速に乗る。小牧JCTで中央道に入るが、小牧JCTから先の大阪方面は渋滞が始まっていた。中央道も自動車が多く、土岐IC付近で渋滞で少しもたつく。恵那峡SAには8時10分に到着。Tさん(写真下)は既に到着していた。ゴメン、ゴメン!(ちなみに恵那峡SAも早朝からすごい車の台数でした)

Tさんの娘「ゆうちゃん」中耳炎の疑い!
 前日、海にバカンスに出かけたTさん一家。どうも昨日から長女・ゆうちゃん(4歳)の様子がおかしい。耳が痛く、中耳炎になったらしい。急遽、中津川市内の病院で治療を受けることにした。ちゃんと保険証も持ってるって?やるね〜!
 私は、一瞬、「ここまで来たのに名古屋へUターンか」とも思われたが、これは回避されてホッ!あとから遅れて来た加藤家が先に赤沢自然休養林に向かうことなり、再び現地集合するということとした。とんだハプニングだった。

 しかし、携帯電話(赤沢自然休養林内はドコモはダメ。auは使えるとパンフに書いてあった)のつながらないエリアに入ったため、連絡が途絶えてしまった。このまま、現地で会えるのか?

赤沢自然休養林の中心は、やはり森林鉄道だ
 午前10時頃、加藤家は赤沢自然休養林の駐車場に到着。お盆のせいか、以前に来たときよりも空いている。早速、交流センターの案内所で「ボールドウィン・パス」を購入する。夏期期間だけ、自然体験村があり、このボールドウィン・パスを購入することによって、各種イベントに割り引き参加できる。また、お盆前後の期間は、このボールドウィン・パスがないと森林鉄道に乗車できないので購入は必然的となる。
 午前9時から30分間隔で森林鉄道は運転している。10時30分の整理券が手に入ったので皆で10時30分の便に乗ることとする。
 今回で2回目の乗車になるが、相変わらずトロッコならぬノロッコと呼ばれるような速度で走っている。デッキに走っても上れそうな速度だ。カーブもゆっくりくねくね曲がりながら約8分で折り返し点に到着した。

まずは証拠写真。海抜1,080mとか。涼しいね〜

森林鉄道の乗り場のすぐ横に「森林鉄道記念館」があります。森林鉄道の歴史がわかります。

かつて、使用された車両や機関車がいくつか生体保存されています。

今回乗車した森林鉄道の編成

車内からこんな景色も楽しめます

8分程度で折り返し地点に到着(約1km)。ここで機関車を付け替えて再び戻ります。

ハンドクラフトと丸太切りに挑戦!
 次に渓流プール横で、檜の間伐材を利用した「ハンドクラフト」と「丸太切り」チャレンジした。ハンドクラフトは、アクセサリーとしてバッジかペンダントのどちらかを作ることになっている。とはいえ、材料の木は既に直径約5センチ、厚さ5ミリ程度に切られているので、平たい面に焼き印を押しやすくさせるために、サンド・ペーパで表面を軽くこするだけ。

 丸太切りは、木を切ることから始まる。欲張って幹の太い木を切るのもいいが、力のない女性やこどもにとっては重労働になる。力に自信のある人は太い木を切られたい。最終的には、コースターに使用することも可能である。

係りの人に焼き印を押してもらう。ペンダントのひもは数種類からチョイス

ペンダント完成!

丸太切りに挑戦。力には自信あるぞー!

最初と最後頑張りました。(途中は疲れて父と交替)

切った丸太に焼き印を押してもらいます。こちらはペンダントより大きいです。

完成だホイッ!!

我が家のこどもたちの大好きな「木工教室」
 ハンドクラフトと隣接する野外ステージでは、有料の木工教室が開催されていました。といっても既に切られている木材キットを釘と接着剤で組み立てていくというものです。ワンセットで1,000〜1,800円と少々高めの値段でしたが、かずたかは「機関車」、ゆかこは「置時計」を選択して製作しました。
 組立後は、自分のお気に入りの色で塗って楽しみました。

かずたかは慣れた手つき

難しいところは手伝ってもらいました

完成した作品

Tさんと合流。バーベキュー&ヤマメのつかみ取り
 ドコモの携帯がつながらないエリア。連絡の取りようがないので、少しばかり駐車場に歩いていくとTさん一家発見。うなにやら既に食べている。せっかくここまで来たのだから「バーベキューがあるからそっちへ行こう!」と誘い、食事は仕切直し。40分後に2家族でバーベキューを楽しんだ。大した肉ではないのだけれど、こういう涼しいところで食べると不思議とおいしく感じる。子供向けにフランクフルトや焼きそばも用意がされているところが嬉しい。
 Tさんの「長男・かずま」は、ヤマメのつかみ取りを楽しみにしていたようで、バーベキューも食べずにすぐ横のつかみ取り場へ出かけていった。生きのいいヤマメを放し飼いにするので、なかなか子供がつかむのは至難の業。ところが、我が家のこどもたちは、例のごとく、弱っているというのかほとんど死んでいるヤマメを発見!それをつかんで喜んでいた。
 ここでは、1匹もつかまえることが出来なくても、必ず焼いたヤマメを1匹食べさせてもらえる。もちろん塩焼き。3年ぶりに食べたが、なかなか食べ甲斐があった。

Tさんと長男・かずま。先日バーベキューセットを購入したので本当は自分のものを披露したかったようだ

Tさんの年上の奥さんと長女・ゆうほちゃん

バーベキューセット。味付け肉のほかタマネギキャベツが入っている。

ヤマメのつかみ取り場。すばしっこくてなかなかつかまらない。

つかまえて自慢げのかずたか。息も絶え絶えのヤマメ

炭火で焼いたヤマメを食べさせてもらえる。味は絶品だ。

ヤマメを食べるTさん親子。味はいかが?

加藤家は2匹完食

バーベキューハウス全景。雨でも大丈夫

こども広場。締めは渓流プールだ

 バーベキュー場から少し戻ると、子供向けにアスレチックがある。中には迷路もあるので大人も楽しめる。ほぼ頂上には長さ45メートルのすべり台があり、麻の袋を尻の下に引くとよく滑るらしく常備してある。さすがに45メートルもあると結構スピードが出る。こどもたちは楽しいようで、何度も斜面を登って滑っていた。
 最後はお待ちかね渓流プールだ。朝から、渓流プール横のホワイトボードの水温表示が上がらないかと待っていたが、午後になっても朝と同じ18℃だ。水遊びにはちょっと冷たいが、こどもたちはお構いなくすべり台をドボンドボンと滑り落ちていた。かずたかはこのすべり台を16回滑ったと喜んでいた。試しに、足を水の中に入れるが「ひえ〜」と声が出るほど低い水温だった。
 こうして、一日楽しんで赤沢自然休養林をあとにしたのは16時だった。滞在時間は約6時間。皆さんも一度いかがでしょうか。なかなかいいところですよ。

すぐにチャレンジするこどもたち

これはシーソー

上から見たところ。結構急勾配

全長45mのすべり台。こどもに人気です

Tさんと長女・ゆうちゃん。小さい子は親子で一緒に滑る方が安全です。

これが渓流プールだ

朝から水温は18℃で安定。寒っ!

かずたかは、16回ドボン!

上から見たところ。落ちたところの水深は1.8メートルと浅くも深くもなく。(モデルは、Tさんの長男・かずま)

寒がりのゆかこも1回だけドボン!

寒さに強いかずたかはへっちゃら

こういうきれいな川で遊んだことは、きっと記憶に残るでしょう
平成17年8月14日(日)
〜 NO.155 日焼けコンテストに出場してきました 〜
 皆さんお盆休みはいかがお過ごしでしょうか。私は、特にお盆休みもなく暦通りに出勤をしております。昨日は、元職場の同僚の家族と長野県は木曽・赤沢自然休養林へ日帰りで出かけました。こちらは避暑及び家族連れにいいところなので後日報告をいたします。

 さて、本日は日帰りで私の実家の蒲郡に日帰りで出かけました。7月29日に蒲郡市民病院に入院した実家の母親も、8月2日に無事退院しました。その後の経過も良く過ごしております。
 で、お盆の蒲郡への帰省となれば必ず立ち寄るのが、愛知こどもの国幡豆郡幡豆町)のプールです。昭和53年に出来た古い施設で、とりたてて「すごい!」というわけではありませんが、保育園・幼稚園〜小学校低学年にはこのくらいのプールが面白く、こどもたちも年に1回、このプールに行くことを楽しみにしています。ちなみに料金は、大人450円、小人(3歳〜中学生)200円です。

 そして今日はたまたま、このプールで年に1度の「日焼けコンテスト」の開催日でした。こどもの国では毎年お盆あたりの日曜日の恒例行事のようです。我が家のこどもたちも、特にこの日のために日焼けしていったわけではないので、軽く「さくら」という気分で参加しました(参加は長男・かずたかのみで、長女・ゆかこは興味も示しませんでした)。
 参加者は約70名。以前はNHKでもローカルニュースで取り上げられていましたが、今日は西三河のケーブルテレビ局の「キャッチ」が取材に来ていました。
 自分もそうでしたが、昔のこどもといえば夏休みになると毎日プールに出かけ、ホントに真っ黒という焼け方をしていましたが、最近のこどもは、美白がウケているのかあまり日焼けをしている子が少ないような気がします。我が家のこどもたちはどうかといえば、多分に漏れず色白の分類に属しているので今日は入賞にかすりもしませんでした。来年は親が参加しましょうか?

愛知こどもの国のプール全景。山あいのプールといった感じです。

緩いスロープを下ります。浮き輪があると便利!

かずたかは、回転しながら降りてきました

一番人気はやっぱり滑り台

今時珍しい日焼けコンテストの看板
こどもの国では恒例?

日焼けコンテストの参加者全員(かずたかはどこにいるかわかりますか?)

かずたかは色白美白?

優勝したちびっこ。みな、うなずいていました。
平成17年8月14日(日)
〜 NO.154 矢場町の THE JOG コジマ 9月11日で完全閉店 〜
 これまた8月の上旬の話で申し訳ありません。我が家に一通のハガキが届きました。見慣れている”THE JOG コジマ”からのものでした。が、今回だけはそのハガキの内容がいつもと違いました。ハガキには大きく「完全閉店完売セール」とうたってありました。
 「THE JOG コジマ(以下「コジマ」)」といえば、名古屋を代表するランニング用のシューズ・ウェアの販売店です。私も15年以上のつきあいがあり、常連客の一人で、これまでもかなりの商品を格安で分けていただきました。

 現在でこそ、店舗は矢場町交差点北東角にありますが、この店舗は以前はバスケットボールやテニス関連の商品のおいてある店舗で、ランニング関係の用品が移ってくる前までは八事がメインの店舗でした。八事次代の店舗は、非常に繁盛していました。’80年代から’90年代前半にかけてランニングブーム、さらにバブル全盛のころで店屋にはいつ行ってもお客さんがいました。この店の客の大半は車で来て店の前に路駐ショッピングをしていました。

 ところが、バブルが過ぎ去るのと同じ頃、地下鉄名城線の延長工事が始まり、道路幅が狭められると路駐スペースが無くなり、今までの客の足も遠のいてしまいました。工事期間も長くなり、この場での営業は困難と判断し矢場町へ移転していったようです。コジマ以外にもこの通りで営業していた店屋さんが地下鉄工事の営業で閉店していきました。憎き「地下鉄工事」だったようです。矢場町もパルコ南側の人通りの多いところに面していますが、この店の客の特徴である「路駐ショッピング」にはあまり向かなかったようです。

 わたしも長年お世話になったので、最後のご奉公でまた閉店までに出かけていきたいと思います。
平成17年8月13日(土)
〜 NO.153 今年は出場します福岡国際マラソン 〜
 8月1日に自宅のパソコン(デスクトップ)が壊れて修理に出しています。昨日から、ずーっとしまっていたノートパソコンを持ち出してきてHPの更新も再度、暫定的にノートパソコンで始めました。この間にも様々な出来事がありましたが、順にこのNewsで取り上げていきたいと思います。

 本年12月4日開催の第59回福岡国際マラソンの大会概要が発表されました。
 昨年から、市民マラソン化への第一歩として、参加標準記録が緩和され、従来の持ちタイムの選手が対象のAグループと、新参加標準設定のBグループができました。
 昨年、このことが発表された時点でBグループの参加資格取得について考慮しましたが、短期間で標準記録を取らなければいけなかったので断念しました。その替わり、「Bグループの参加標準記録が多少厳しくなってもクリアできるようなタイムを冬場にとっておこう」という作戦で、2月の犬山ハーフマラソンで転倒しながらも1時間13分50分の記録を作っておきました。

 ところが先日発表された概要を見ると、やはりBグループの標準記録が厳しくなっていました。ある程度、自分の中では予想はしていましたが、一緒に練習させてもらっている名古屋市役所の一部のメンバーは、今回、標準記録が厳しくなったことにより参加ができなくなってしまいました。残念。

教訓 「出場できる資格のあるときは出場しておこう
 エリート大会といわれる大会の参加標準記録は刻々と変化しています。10年ごとの記念大会などは、参加標準記録がその年だけ緩和される傾向があるので、標準記録をクリアして「参加できる!」というときは、後悔しないようになるべく参加しておく方がいいと思います。
 最後に昨年と今年との参加標準記録の一覧を掲載しておきます。
グループ 種目 第59回大会
(H17.12.4開催予定)
第58回大会
(H16.12.5開催)
マラソン 2時間27分以内 同左
30km 1時間35分以内 同左
ハーフマラソン 1時間07分以内 同左
マラソン 2時間45分以内 2時間50分以内
30km 1時間50分以内 同左
ハーフマラソン 1時間15分以内 1時間20分以内
記録の有効期間 平成15年12月1日〜 平成14年12月1日〜
平成17年7月30日(土)
〜 NO.152 激動の7月 〜
 明日で早いもので7月も終わりです。7月はいろんなことがありました。以下まとめて簡単にレポートをします。

7月 2日(土)〜7月3日(日) 赤穂トライアスロン(兵庫県)
7月 8日(金) 大阪出張
7月 9日(土) 長島温泉ジャンボ海水プールへ 夜はキャンプイベント部会へ臨時参加
7月11日(月) 県の消防学校へ講習会講師
7月13日(水) 検査で田原市出張。帰宅終電
7月15日(金) 東京出張。帰宅終電
 この週は、この日を含め飲み会が4回あったので結構体調管理には辛い週でした。

7月20日(水) 万博へ(6月30日に続き2回目)
 この日は小学校の終業式。午後から2回目の万博に出かけました。
 この日は、瀬戸会場にまず入り瀬戸日本館の見学。その後「モリゾーゴンドラ」で長久手会場に移動。こどもたちも小学校の遠足で行って以来2回目の万博でしたが、ゆっくり見たり遊んだりできた今回の方が楽しかったようです。閉幕までにもう一度行く予定。
 この日の入場者数は、79,056人と7月では2番目に入場者数の少ない日で、前回に続き、空いている日の予測大当たりでした。

7月22日(金)〜7月24日(日) 鰺ヶ沢トライアスロン(青森県)
 これから参戦記を作成予定です。初めて行ったところでしたが風光明媚で、町の人も親切で楽しい大会でした。

7月25日(月) 義父・小原康之 死去
 7月23日鰺ヶ沢へ移動中、義父の容態が悪い連絡がありました。引き返すことも検討しましたが一週間程度は大丈夫ということだったので、そのまま鰺ヶ沢入り。早朝、鰺ヶ沢から帰宅直後に義父が亡くなりました。冥福を祈ります。
 午前中は、病院側から遺体の解剖の依頼がありました。午後から故人の希望で、私の家の周りと、名東区の義父の友人の家の周りを霊柩車で廻ってきました。

7月26日(火) 通夜式
7月27日(水) 葬儀・告別式
7月28日(木) 義母を実家へ送迎。諸手続を実施
 通夜、葬儀も無事終了。蒲郡の実家の母と同様に、一人暮らしになってしまう義母(ゆきこの母)を中川区の実家まで送り届けました。義父の入院中の荷物やら、祭壇に飾る花などで車の中は荷物でいっぱいでした。
 午後から、中川区役所へ出かけ、健康保険証の切り替え等諸手続を義母に付き添って行ってきました。
 学童保育所から長女・ゆかこが熱を出したと連絡があり、夕方、急きょ近所の小児科へ出かけました。明日から、学童保育所の親子キャンプへへ出かける予定でしたが、「長女・ゆかこ」と「妻・ゆきこ」はキャンプ取りやめ。長男・かずたかが一人で参加となりました。
 私もすっかり体調を崩して風邪をひいてしまいました。

7月29日(金) 実母入院・手術
 こちらも7月22日鰺ヶ沢へ移動中、連絡が入りました。7月15日(金)に乳腺炎の疑いで検査をした実母の検査結果が出たところ、乳ガンで7月29日に入院・即手術ということになりました。前夜遅く、蒲郡の実家に到着しました。

 蒲郡市民病院に来るのは8年ぶり
 早朝母を連れて、入院先の蒲郡市民病院に向かいました。蒲郡市民病院は、平成9年10月に新築オープンしたもので中に入るのは初めてですが、この病院の完成前の平成9年2月頃、この病院で使用する冷凍機の完成検査に仕事で訪れて以来の来院でした。
 平成4年から平成5年にかけて、当時亡父が入院していた旧蒲郡市民病院のことを思うと非常にきれいで立派になりました(新幹線の車窓からも見えます)。

 午前中に追加検査
 午前8時20分過ぎ、入院手続きの他に他の部位の検査も行いました。CTで肝臓、レントゲンで肺を。乳ガンで転移しやすい部位の検査だそうです。
 腫瘍は2cm弱で初期の段階(5年生存率90%とか)のもので、他の部位の遠隔転移もとりあえずなさそうだということがわかりました。一安心。退院前に骨シンチグラフィーの検査もするそうです。

 執刀は竹内先生
 午前中に外来で説明を受けました。説明をしていただいたのは、外科部長の竹内元一先生です。ご存じ、トライアスリート竹内鉄平くんのお父さんです。父の手術に続き、母の手術もしていただくことになりました。母も、全然知らない先生よりよく知っている竹内先生なら安心だと言っていました。
 鉄人・竹内先生もさすがに忙しく練習する時間がないようで、8月末の蒲郡オレンジトライアスロンの申込をし、それに向けて練習を行っているとのことでした。

 手術は1時間20分
 午後3時からの手術は、午後4時20分に無事終了しました。術後に再度、竹内先生から説明がありました。腫瘍も予想よりやや小さかったとかで、シャーレにのせた切除した部位を見せていただきました。生々しくて気持ち悪かったです。何度見ても苦手です。

 妻・ゆきこと長女・ゆかこがお見舞いに
 麻酔が覚める頃に、キャンプに行けなかった妻・ゆきこと長女・ゆかこが午後4時50分頃にお見舞いに来ました。
 ゆきこも以前亡父が入院していた旧・蒲郡市民病院に来たことがあるので、その変わりぶりに驚いていました。
 蒲郡市民病院の沿革で調べたところ旧・蒲郡市民病院は昭和35年1月オープンで(私もここで生まれたのですが)、亡父が入院していた頃は築32年の老朽化した病院でした。
 最近、ちょっと照れ屋になった長女・ゆかこ。おばあちゃんのところに行くのが少し恥ずかしそうでした。

 木船幼稚園へ
 せっかく蒲郡に来たので、私が幼少の頃通っていた木船幼稚園に行ってみることにしました。夕食ついでにです。
 木船幼稚園は蒲郡市内唯一の幼稚園で、天桂院(てんけいいん)というお寺が経営している幼稚園です。ここも新幹線のすぐ北側にあります。今は、新しい園舎が出来てしまいましたが、あったあった!私が当時過ごしていた園舎もまだ健在でした。中を覗くと物置になっていましたが、建物そのものは取り壊されずに残っていました。う〜ん、よかったよかった!

当時の園舎

現在の建物。近代的ですね

8月 2日(火) 退院予定
平成17年7月28日(木)
御 礼
 昨日の通夜式、また本日の葬儀・告別式に大変お忙しい中、また遠路からお越し下さいましてありがとうございました。喪主であります妻由記子から下記のとおり御礼申し上げます。

謹啓 御尊家御一同様には益々御清祥の段お慶び申し上げます。この度亡父小原康之葬儀に際し御繁忙中にもかかわりませず御鄭重なる御弔慰並びに御芳志を賜り誠に有り難く御礼申し上げます。
 御陰をもちまして葬儀万端滞りなく相済ませることができました。尚その節には取込中の為、何かと不行届きにて失礼致しましたことを深くお詫び申し上げます。
 早速、御拝顔の上、親しく御礼申し上げるのが本意ですが、誠に略儀失礼ながら書中を以て深く御礼旁々御挨拶を申し上げます。
敬 具 
        平成17年7月28日
                    加 藤 由記子
平成17年7月25日(月)
訃 報
 病気療養中の妻・ゆきこの父「小原(こはら)康之(71)」が、本日午前8時43分永眠いたしました。ここに生前のご厚情を深謝し謹んでご通知申し上げます。
 おって通夜並びに告別式は下記のとおり相営みます。

通夜式 7月26日(火) 19時より
葬儀・告別式 7月27日(水) 10時より。11時出棺
式 場 自由ヶ丘愛昇殿 名古屋市千種区南ヶ丘2−8−29
 ・地図 → 拡大(1/3125)縮小(1/6250)
 ・交通機関 地下鉄名城線「自由ヶ丘」駅北西(徒歩10分)
平成17年7月17日(日)
〜 NO.151 大会参加の招待が来ました 〜
 このところ更新が少なくてすみません。少々多忙ですので、HPの更新が後手後手になってしまいます。(ネタがないわけではありません)

 さて、先週の木曜日に「とよあけマラソン実行委員会」から大会要項が届きました。第17回大会は平成17年2月11日に開催されていて40歳代で優勝した大会です。ランナーズ誌で、第18回大会は、例年の2月から11月に変更になったのを知っていたので早々と送ってきたものだなと思っていました。大会要項にしては何やら少し厚い封筒です。

 中をあけてみると、要項の他に第18回大会の招待選手としての招待状が入っていました。これまで数多くの大会に参加していますが、参加のシードや強化指定選手で無料参加はありましたが、主催者からの正式な招待選手は初めてです。

 月並みですが、せっかく招待をいただいたので、その名に恥じないような走りをしたいと思います。
40歳代のみなさん!どんとぶつかってこないで下さいね!
 
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