第27回国境マラソンin対馬 参戦記

 第22回大会(平成30年)、第23回大会(令和元年)と出場したものの、第24回大会(令和2年)と第25回大会はコロナの関係で中止。昨年の第26回大会は、大会直前に私が肉離れになってしまい、会場までやってきたものの走ることなく参加賞だけいただいて帰路につくことになってしまいました。

 ということで、今年は4年ぶりにこのコースを走ることになります。今回は、まずはスタートラインに立たないと始まらないので、故障しないように細心の注意を払いながら練習してきました。ただし、先週の「第9回横浜あおぞらリレーマラソンin赤レンガ」の大会の翌日から体調が悪くなり、木曜日まではかなり体調面でも辛い日々が続きました。どうやら風邪をひいてしまったようで、久しぶりに体温も37℃まで到達。
 練習は続けるものの、就寝はほぼ毎日21時とひたすら体力の回復に努めました。そのせいか、今回は体調がかなりいい状態になりました。タイム的には大したことはありませんが、起伏の激しいコースを最後まで攻め続けられるか心配でしたが、何とか乗り切った感じです。

 しばらくは、昨年、肉離れで走ることが出来なかった大会が続きますが、昨年の分まで走って2年分の成果を出していきたいと思います。
 

●大会名 第27回国境マラソンin対馬
●開催日 令和5年6月25日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
三宇田海水浴場発着(地図)(長崎県対馬市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
(第22回大会に同じ)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、23℃くらい
●参加賞 Tシャツ、ウエットボディタオル、リ・ソビーム(試供品)、モンテローザグループ割引券、弁当、九州郵船割引券(以上、受付時配布)、スポーツドリンク(ゴール後)
●結 果 48分30秒(10km 男女総合 第37位、男子総合第34位、男子60歳以上 第3位)
●表彰 賞状、メダル、副賞(酒セット)
●過去の戦績
第26回 R4.6.26 10km 欠場 (60歳)
第23回 R1.6.23 10km 46分10秒 年代別第2位 (57歳)
第22回    H30.7.8   10km   43分06秒   年代別第1位   (56歳) 
●交通手段等
【6月24日(土)/1日目】
徒歩 マンション 12:53 京成八幡駅 13:03
京成電鉄 京成八幡 13:08 成田空港 14:17
飛行機 東京(成田) 16:50 福岡 19:07 peachMM527
( 16:35 ) ( 18:40 )
  【福岡空港内/夕食】 
地下鉄 福岡空港 19:53 博多 19:58 福岡市営空港線
路線バス 博多駅 20:17 博多ふ頭 20:35 西鉄バス
( 20:09 ) ( 20:25 )
  【波葉の湯/入浴】
【6月25日(日)/2日目】
フェリー 博多 0:05 厳原 4:45 九州郵船218便
  無料バス 厳原港 5:40 会場 7:40
( 5:45 ) ( 8:25 )
【第27回国境マラソンin対馬 10km 9:30スタート】
無料バス 会場 12:55 厳原港 15:02
( 12:50 ) ( 14:55 )
フェリー 厳原 15:25 博多 20:10 九州郵船212便
徒歩 博多港 20:10 ホテル 20:20
【The Hotels HAKATA KASANE Bayside/泊】
  【6月26日(月)/3日目】 
徒歩 ホテル 9:38 ポートタワー 9:45
  【博多ポートタワー、ベイサイドプレイス/見学】
路線バス 博多ふ頭 11:06 天神北 11:14 西鉄バス
天神北 11:30 PayPayドーム 11:44
( 11:25 ) ( 11:34 )
徒歩 バス停 11:44 PayPayドーム 11:50
【PayPayドーム、王貞治ベースボールミュージアム/見学】
【PayPayドーム内/昼食】
徒歩 PayPayドーム 13:05 福岡タワー 13:23
【福岡タワー/休館日】
徒歩 福岡タワー 13:25
【サザエさん通り/見学】
西新駅 13:54
地下鉄 西新 13:58 大濠公園 14:01 福岡市営空港線
徒歩 大濠公園駅 14:01
【大濠公園、平和台陸上競技場/見学】
赤坂三丁目バス停 15:13
路線バス 赤坂三丁目 15:13 キャナルシティ博多前 15:30 西鉄バス
( 15:08 ) ( 15:24 )
徒歩 バス停 15:30 キャナルシティ 15:40
【キャナルシティ博多/見学】
徒歩 キャナルシティ 16:15 櫛田神社前駅 16:20
地下鉄 櫛田神社前 16:22 博多 16:23 福岡市営七隈線
地下鉄 博多 16:36 福岡空港 16:41 福岡市営空港線
【福岡空港内/夕食】
飛行機 福岡 20:19 東京(成田) 22:14 peachMM528便
( 20:20 ) ( 22:20 )
京成電鉄 成田空港 22:34 京成八幡 23:30
徒歩 京成八幡駅 23:30 マンション 23:40
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
京成電鉄 1,746円 (京成八幡~成田空港/往復)
地下鉄 260円 (福岡空港~博多)
210円 (西新~大濠公園)
260円 (櫛田神社前~福岡空港)
飛行機 8,100円 (成田~福岡/peachMM527便)
9,000円 (福岡~成田/peachMM528便)
路線バス 240円 (博多駅~博多ふ頭/西鉄バス)
190円 (博多ふ頭~天神北/西鉄バス)
240円 (天神北~PayPayドーム/西鉄バス)
240円 (赤坂三丁目~キャナルシティ博多前)
フェリー 8,700円 (博多~厳原/大会割引/往復)
入浴料 1,050円 (波葉の湯)
600円 (渚の湯)
入場料 1,800円 (王貞治ベースボールミュージアム)
宿泊料 4,020円 (The Hotels HAKATA KASANE bayside/一泊朝食付き)
職場宿泊補助 5,000  
合 計 34,656円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子60歳以上は6位まで (★は加藤がエントリーした部門
【21.0975km-9時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 所属 記録
男子39歳以下 170人 野喜 亮祐   1゚14'24"
男子40~49歳 117人 富田 繁生 膝が痛いです 1゚13'56"
男子50~59歳 124人 河村 孝文 FUNCOME 1゚23'50"
男子60歳以上 75人 川村 俊英 長崎桜町JC 1゚36'15"
女子39歳以下 31人 須河内 和実   1゚27'51"
女子40~49歳 26人 下村 亜夕美   1゚28'42"
女子50~59歳 31人 野上 良子 チームよっしー 1゚47'08"
女子60歳以上 10人 HAM JINHONG 大韓民国 1゚59'53"
【10km-9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 所属 記録
男子39歳以下 76人 阿比留 和弘 対馬警備隊 33'35"
男子40~49歳 56人 阿部 真也 長崎市陸協 38'00"
男子50~59歳 61人 阿比留 善光   40'40"
★男子60歳以上 58人 KIM YONGBUM 大韓民国 43'54"
緒方 正直 下関走ろう会 45'40"
加藤 一郎 名古屋市役所走友会 48'30"
坂元 正博   49'47"
LEE JIN GOO 大韓民国 50'26"
阿比留 政春   57'31"
女子39歳以下 45人 谷 舞子   39'36"
女子40~49歳 30人 金山 優希子 諫早理数館 52'29"
女子50~59歳 30人 宮川 由香   41'14"
女子60歳以上 12人 橋本 紀江   59'52"
総合計 962人  

大会当日現地入り
 時間に余裕があれば、対馬を観光で廻りたいと考えていたが、今年も残念ながら観光に時間を割けなかった。理由の一つとして、上げられるのは旅費の高騰である。平成30年に最初に対馬に渡ったときの博多~厳原のフェリー運賃が3,140円(2割引の運賃)。それが今年はなんと4,350円(こちらも2割引での運賃)。5年前と比べると約1.4倍の値上げである。
 博多~比田勝のフェリーの方が、港から会場まで近くて便利であるが、博多~厳原に比べると運賃が17%ほど高い。また、比田勝航路の方は、なぜか割引率が1割。大会当日のみ、厳原~会場まで2時間ほどかかる無料の送迎バスが運行されるので、これを利用しないという手はない。

今回も成田からLCCを利用して一旦福岡へ向かいます。

到着機の少し遅れて成田に到着したため、この日の出発も少々遅れました。

予定よりも少し遅くなったので、まずは腹ごしらえ。横着して福岡空港内の「ラーメン滑走路」というラーメン屋の集まりで食べることに・・・。

お店は、とりあえず「玉龍」さんにしました。この日は、ラーメン+ビールのラーメンセットを注文。高菜は私がドバドバ入れたものです。

食後は、地下鉄でまずは博多へ。

博多からは路線バスで、博多ふ頭へ。このあたりは何度も繰り返しているので、バス乗り場も覚えました。

バスの終点の「博多ふ頭」で降りると、真ん前は博多港のポートタワー。ライトアップがきれいですね。

こちらは「波葉の湯」。フェリーの出発まで、風呂に入ってサッパリします。こちらも土日の料金が1,050円と遂に1,000円を突破。ずいぶん高くなりましたね~

波葉の湯が23時で閉まるので、博多港でチケットを購入。大会事務局の方で配布した割引券を利用し、2割引で購入。それでも4,350円。こちらの運賃もずいぶん高くなりました。

一番安い2等船室です。混み具合は大したことはありませんでしたが、床が固くてなかなか寝付けませんでした。アイマスクだけは着用。

厳原からは無料のシャトルバスで会場へ。片道約2時間ほどでしたが、ここでも睡眠時間を確保。

一年ぶりにやってきました。昨年は肉離れで走れなかっただけに、今年はスタートラインに立てるのが嬉しかったですね。

 なので、今回は、土曜日の夕方の飛行機で博多入り。博多港のそばの銭湯で時間調整をして、日付が変わったところで博多港を出発する夜行のフェリーで厳原に向かうことになる。厳原からは、無料の送迎バスで会場へ。大会終了後は、再び無料の送迎バスで厳原へ。そして15時過ぎのフェリーで博多に戻ってくるというかなりの強行軍となるが致し方ない。
 日曜日の飛行機も運賃がなかなか高いので、それならば1泊して福岡で少し観光をして帰る方がリーズナブルということで計画を立てる。
 離島は交通の便の悪さに加えて、旅費が高いのが難点。この問題を解決する方法はないのかと思う。

韓国からの選手の受け入れ再開

 昨年の第26回大会は、3年ぶりに再会したものの、エントリーは国内選手のみだった。今回の第27回大会は、従前と同様、韓国からの選手の受け入れを再開したこともあり、昨年と比べると会場が賑わってきたほか、あちこちで韓国語が飛び交っていた。国境マラソンらしい風景。スタート前のアナウンスなども、通訳を交えて行われているが、こういう風景を見ることが出来るのは、日本国内でも数少ないと思う。
 単身赴任先の千葉県からよりも、釜山くらいであれば、韓国からの方がよほど近い。この大会が存続する間は、こういうところでの民間外交が続くのだろう。過疎化が進む対馬であるが、この大会は是非とも続けて欲しいと思う大会である。
【第26回大会(昨年)
種目 部門  日本人  韓国人  合 計
10km  男子39歳以下 44人 0人 44人
男子40~49歳 35人 0人 35人
男子50~59歳 29人 0人 29人
男子60歳以上 31人 0人 31人
女子39歳以下 24人 0人 24人
女子40~49歳 16人 0人 16人
女子50~59歳 8人 0人 8人
女子60歳以上 10人 0人 10人
197人 0人 197人
ハーフ 男子39歳以下 129人 0人 129人
男子40~49歳 105人 0人 105人
男子50~59歳 91人 0人 91人
男子60歳以上 76人 0人 76人
女子39歳以下 20人 0人 20人
女子40~49歳 10人 0人 10人
女子50~59歳 13人 0人 13人
女子60歳以上 5人 0人 5人
449人 0人 449人
合計 646人
【第27回大会(今年)】
種目 部門  日本人  韓国人  合 計
10km  男子39歳以下 58人 18人 76人
男子40~49歳 39人 17人 56人
男子50~59歳 38人 23人 61人
男子60歳以上 38人 20人 58人
女子39歳以下 37人 8人 45人
女子40~49歳 21人 9人 30人
女子50~59歳 10人 20人 30人
女子60歳以上 8人 4人 12人
249人 129人 378人
ハーフ 男子39歳以下 163人 7人 170人
男子40~49歳 97人 20人 117人
男子50~59歳 94人 30人 124人
男子60歳以上 54人 21人 75人
女子39歳以下 30人 1人 31人
女子40~49歳 21人 5人 26人
女子50~59歳 23人 8人 31人
女子60歳以上 7人 3人 10人
489人 95人 584人
合計 962人

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。(第22回大会に同じ)

まずまずの感触のレース
 4年ぶりとなるこの日のスタートは9時30分。天候は曇りで気温もあまり高くなさそうなので、この時期としては比較的走りやすいコンディションになったと思う。スタート15分前までに集まってくれと放送が入るが、テンションを上げるセレモニーを行うようだ。
 大会実行委員長の挨拶、比田勝対馬市長の挨拶のほか、ゲストランナーの加納由理さんからも一言挨拶があった。加納さんは、そのまま10kmを走るそうだ。

 今日の目標は46分台。なかなか大変なコースなので、4年ぶりに46分台でも出せれば上出来だと思う。最大の難所は、7.6km地点から始まるこのコース最大の上り坂。ここをきちんと上る余力を残しておかないと最後がボロボロになるので、ここをうまく上るかどうかで出来の善し悪しが決まってしまう。

今年は厳原港~会場のシャトルバスで2時間ほど爆睡したので気がついたら会場に到着していました。

今年も表彰台を目指すぞ~!

まずは受付から。この大会は、事前送付はハガキだけなので、ナンバーカードなどをもらう必要があります。

Tシャツをはじめ各種参加賞をいただきました。

この大会の名物となっている昨年度の写真の掲示。自分が写っていたら、そのまま持ち帰りがOKです。私も過去にいただきました。

こちらは昨年のスタート風景。谷底からのスタートなので、隊列が長いことがよく見えますね。

島を上げての一大イベントですね。今回で27回目ですが、いろんな意味で手際はいい大会だと思います。いつまでも味わいのある大会として残って欲しいですね。

 今回は前から5列目くらいのところでスタート。10kmの参加者も400人弱なので、さほど混み合っているともいえないので、5列目くらいのスタート位置で十分である。加えていうならば、このコースのスタート兼ゴールであるが、まさに谷底にあるので、スタート直後は急峻な上り坂になる。前方に位置しすぎると、ペースが乱れるということもあるので、この大会では5列目くらいのスタート位置がいい感じだと思う。
 300mほど急峻な上り坂が終わると、一転して下り。そして少しばかりであるが上り下りを繰り返すと1km地点に到達する。最初の1kmは4分52秒。この大会は一定のペースを刻んで走るのは出来ないので、あまりタイムに一喜一憂する必要は無い。
 小さなアップダウンをもう一つ超えると漁港に出てくるが、その漁港が終わる頃に10kmとハーフとコースが分かれることになる。10kmはややUターンをするような感じでコースの向きを変える。すると2km地点が現れるが、9分20秒で通過。この1kmは4分28秒。下りがやや多かっただけにペースが上がったことになる。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
1km 4'52" 4'52" 24'00"
2km 9'20" 4'28"
3km 14'40" 5'20"
4km 19'15" 4'35"
5km 24'00" 4'45"
6km 28'47" 4'47" 24'30"
7km 33'32" 4'45"
8km 39'39" 6'07"
9km 43'58" 4'19"
ゴール 48'30" 4'32"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果9.79kmでした。今回、7~8kmが少し長く、8km~9kmが少し短かかったような気がします。
 2kmを過ぎるとだらだらと上り坂が始まるが、途中に最初の給水所が現れるので、ここでまずは給水を摂っていく。スポンジ、水、スポーツドリンクと種類も豊富だし、コップも大きく取りやすい。
 右手に鉄工所があるところを通り過ぎるとようやく平坦になる。この先の「泉トンネル」が下りながら走ることになるが、この日もひんやりして気持ちがよい。3kmあたりで一人のランナーを抜いていく。前方はすでに多くのランナーが走っているようであるが、一体どのくらいの位置にいるのであろうか。

 見覚えのあるENEOSのガソリンスタンドが現れる。ちょうど4km地点となる場所だ。4kmの通過は19分15秒。ここから先は比田勝の市街地となる。
 道路の左右に応援する人が増え始め、こちらも頑張ろうと思う。比田勝の街の中はほぼフラットであるが、前方から折り返してくるランナーとすれ違いはじめる。一人二人と数えていったが、5km地点の少し先の折り返し地点では38番目でUターンとなった。

 比田勝の街の中には、私設のシャワーをしている方も居たが、ありがたいと思う。太鼓の演奏も励みとなる。数年前に宿泊した「つしまプラザホテル」の前が6km地点。28分47秒で通過。機会があれば、また停まろうと思う。
 6.5kmくらいであろうか、コースは信号のない交差点を右折して海の方に向かっていく。この交差点では、前方から走ってくるランナーと交錯することになるが、こちらから反対側を走るランナーをアイコンタクトしながらぶつからないようにして曲がっていく。

今大会のゲストは加納由理さん(左)と柏原竜二さん(右)。スタート前に坂対策の体操を教えてもらいました。そのせいか、体の動きはよかったような気がします。

 漁村のあるあたりで7km地点。その少し先にこのコースでの3回目の給水所がある。給水は取り損ねると後々苦しくなるので、摂れるところでは必ず摂った方がよい。ここでもきちんと摂れて、いよいよこのコースの最大の難所となる「西迫バス停」先の上り坂に差し掛かる。
 ここまで力をそこそこ温存してきたはずであるが、歩くのに毛が生えた程度のノロノロのスピードにまでペースが落ちる。さすがにこれだけペースが落ちるとなると、後方からも一人の選手に追い抜かれることになる。

 8km地点でもまだ上り坂となっているが、ちょうどこの地点でゲストランナーの加納由理さんに抜かれる。現役ランナーではないが、加納さんといえども抜かれると少々悔しい。が、まだ2kmも残っているので、ここは無理して追いかけることはしない。
 9km地点の少し前にこのコース4回目の給水所がある。上り坂でかなり汗をかいただけあって、このポイントでの給水はありがたかった。

 9kmからはほぼフラット、残りの300~400mでどーんと下っていく。最後の1kmなので頑張ってペースを上げることにする。4年ぶりのゴールは目の前に迫っていた。
 ゴールタイムは48分30秒。目標の46分台には遠く及ばなかったが、今回の準備の状況ではまずまずというところかと思う。

汗止めのヘアバンドを付けて走る私。

もうすぐゴールするランナー。

なかなかの難コースなので、ゴールしたときの喜びは大きいですね。

この谷底を利用したスタート兼ゴールの景色は、おそらくここでしか見られないでしょうね。

韓国から参加した選手たちは、この付近で韓国国旗を広げて記念撮影をしているのをよく見かけました。釜山くらいであれば、東京からよりもずっと近いですね。

 この歳になってくると、記録や順位よりも、まずはスタートラインに立つこと、そしてきちんとペースを維持して完走することの方が重要になってくる。
 コロナで2回中止、さらに昨年は自分自身の故障でスタートラインに立つことが出来なかったが、4年ぶりにゴール出来たのはとても嬉しいこと。一年一年が勝負なので、来年も故障無く、スタートラインに立ちたいと思った次第。

 なお、今回は各年代で3位までの選手を対象に表彰式が行われた。
 今回、ギリギリで3位に滑り込んだが、表彰式では副賞の目録もいただく。副賞は「酒セット」だそうだ。そういえば、最初に出場したときも、お酒のセットをいただいた。同じものかどうかはわからないが、遠路はるばる送ってくるのを待つ楽しみが出来た。

表彰式が終わってから、会場のすぐそばの「渚の湯」で汗を流しました。以前は無料でしたが、混むせいか今年は有料施設になっています。それでもわずかに600円ですからね。安いと思います。

温泉を出てから、お昼のお弁当をもらいに三宇田浜の海水浴場の方に向かいます。

こちらは早朝から手作り弁当を作り続けているのでしょう。選手の分だけでも1,000食近くになります。凄い数ですね。

こちらがいただいたその弁当。浜で食べるのは美味しいですね。ただし、今年はタカでしょうか、みんなの食べている弁当を狙って、上空で旋回をしていました。

こちらはその美しい「三宇田海水浴場」。この日はサップっていうんですかね、ボードに載って楽しんでいる人たちを見かけました。

数軒お店が出ていました。こちらはビールのほか、たこ焼きなども販売するキッチンカー。

ビールはこちらの方が300円で安く、ついつい買ってしまいました。

こちらがその300円の生ビール。キンキンに冷えていたのでとても美味しかったです。

こちらは対馬のお土産コーナー。以前、その場でヒオウギ貝やサザエ、イカなどを焼いて出していたお店がなく、少々残念な感じでした。

何とか天気も持ちこたえました。走り終えた選手たちも安堵の表情の選手が多かったような気がします。

本日の戦利品


まずは本日の参加賞から。Tシャツ(左上)、、リ・ソビーム(試供品)(左下)、ウエットボディタオル(右上)、モンテローザグループ割引券、九州郵船割引券と弁当引換券)(右下)

毎年おなじみとなっているお弁当ですが、「上対馬とんちゃん×空自空上げ弁当」とうネーミング。朝から会場そばの三宇田浜で炭火で肉を焼くなど、手作りの弁当です。もはやこれが無くなったら、国境マラソンではない?

こちらは戦利品関係。ナンバーカード(左上)、記録証(左下)、賞状(中上)、メダル(中下)そして賞状と一緒に「目録」が入っていました。副賞で「酒セット」が後日贈られてくるそうです。その下は、ゴール後配布されたスポーツドリンク。

大会からちょうど一週間後の7月2日(日)にゆうパックで早速、副賞が贈られてきました。

大家さんにプレゼントはしましたが、中身だけは少し拝見させていただきました。いずれも焼酎で、左から「麦 やまねこ」、中「長期熟成 対州(限定商品)」、右「米 こっぽうもん」というものです。対馬の「河内酒造」さんの商品です。調べたところ、焼酎お試しセットというもので、それでも2,929円(税込み)するので、ほぼ参加料3,000円が戻ってきたような感じです。